人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:様子見ムードで方向感が出ない
昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。一時151.53円前後まで下値を広げる場面も見られた。米大統領選を控えた週末の世論調査で、民主党のハリス候補が共和党のトランプ候補との支持率の差を詰めてほぼ互角となったことから、トランプ氏の勝利を見越したトランプ・トレード(ドル買いや米債売り)に巻き戻しが入った。本日は米大統領選の投開票が行われる。各州の勝者は日本時間6日午前から徐々に判明する見通しであり、結果を見極めたいとの思惑からドル/円は様子見ムードで方向感が出ないことが予想される。下値は前日安値水準でもある151円台半ば近辺が意識されよう。この水準には200日移動平均線もある。一方で上値は1日の戻り高値が153.09円前後であることから、152円台後半から153円にかけては戻り売りが出やすいだろう。なお、NY市場では米10月ISM非製造業景況指数が発表される。
注目の経済指標:ISM非製造業景況指数
注目のイベント:米大統領選
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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