人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:円安の流れ続くか
昨日のドル/円相場は約1.1%上昇。「財務省が国債発行計画の見直しを検討」との一部報道で長期金利が低下する中、円が売られた。また、連休明けのロンドン・NY勢が米国の欧州連合(EU)への高関税賦課延期を好感したリスク選好の動きや、米5月消費者信頼感指数の好結果を受けたドル買いもあり、一時144.46円前後まで上昇した。
本日は日本の40年債入札が予定されている。20日の20年債入札が不調に終わって以来、超長期金利の変動要因として国債入札に注目が集まっている。昨日の減額報道で40年債入札を波乱なく消化できるようなら金利低下と円安の流れが続く可能性もある。一方で、昨日のドル高は米国の関税賦課の延期を基にした一時的なものだろう。不安定な米政権の政策運営を背景にドル売り地合いは続いていると考えられる。ドル/円の上値は日足一目均衡表の基準線が位置する145.05円前後が目先の目途となりそうだ。
注目の経済指標:豪CPI

注目のイベント:日40年債入札

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米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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