テクニカル分析(トルコリラ/円)
再びボリバン2σ下限へ下落
日足、ボリバン2σ下限。3月19日-6月2日の上昇ラインがサポート。5月29日-6月2日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
週足、5月5日週-12日週の上昇ラインを下抜く。ボリバン下位。3月17日週-5月26日週の上昇ラインがサポート出来るか。5月12日週-26日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、3月-4月の上昇ラインを下抜く。現在は2σ下限あたり。3月-4月の下降ラインが上値抵抗。
年足、2024年で10年連続陰線。その間52円から3円台へ沈む。2025年もここまで陰線。

(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)
メルハバ
トルコ中銀がリラ安容認か
弊誌でも何度か触れたが ゴールドマン・サックスは、トルコ中銀がリラの下落を容認しているとしている。
トルコの金融当局は、通常よりも速いペースでリラが対ドルで下落することを容認している。これはホットマネーの流入を制限し、通貨の過大評価に対する輸出業者の苦情に対応することが狙いとみられる。「準備金を再構築するためにキャリー主導の外国からの資金流入に頼ることに重点を置かないことを決定したのかもしれない。だからリラ安を放置するのは、部分的にはこうした資金流入を食い止める政策なのかもしれない」と述べた。
情報提供元:FX湘南投資グループ
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