この記事は2025年11月16日に「CAR and DRIVER」で公開された「ホンダ・オデッセイがマイナーチェンジ。車両価格もアップ」を一部編集し、転載したものです。
ホンダがオデッセイの一部改良を実施。新ボディカラーの設定や2列目大型ロールサンシェードの全グレード標準装備化などを敢行。車両価格は一律28万6000円の値上げ
ホンダは上級ミニバンのオデッセイを一部改良し、2025年11月7日より販売を開始した。
車種展開は以下の通り。
e:HEVアブソルート 7名乗り:508万6400円
e:HEVアブソルートEX 7名乗り:528万6600円
e:HEVアブソルートEX・ブラックエディション 7名乗り:545万500円
なお、車両価格は全グレードで従来より28万6000円値上げしている。
今回の改良は、新ボディカラーの設定や機能装備の拡充などを図ったことが特徴である。
まずボディカラーでは、空を舞う氷晶の輝きをイメージした特別なニュアンスカラーのダイヤモンドダストパールをe:HEVアブソルートEX・ブラックエディションに追加設定。また、各タイプのカラーラインアップを一部変更し、e:HEVアブソルートがプラチナホワイトパール/クリスタルブラックパールⅡ、e:HEVアブソルートEXがプレミアムヴィーナスブラックパール/メテオロイドグレーメタリック/プラチナホワイトパール/クリスタルブラックパールⅡ、e:HEVアブソルートEX・ブラックエディションがダイヤモンドダストパール/プレミアムヴィーナスブラックパール/メテオロイドグレーメタリック/プラチナホワイトパール/クリスタルブラックパールⅡの設定とした。
機能装備については、全グレードに2列目大型ロールサンシェードを標準装備したことがトピック。後席乗員の遮光および遮熱を図るとともに、より快適なプライベート空間の創出を実現している。
パワートレインに関しては従来を踏襲し、LFB11型1993cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECエンジン(最高出力145ps/6200rpm、最大トルク17.8kg・m/3500rpm)+H4型走行用モーター(最高出力135kW/5000~6000rpm、最大トルク315Nm/0~2000rpm)/発電用モーター+リチウムイオン電池+電気式無段変速機で構成する2モーターハイブリッドのe:HEVシステムを搭載している。
(提供:CAR and DRIVER)