「無印良品」が「乳液香り問題」で返金対応を表明
(画像=「セブツー」より引用)

「無印良品」を展開する良品計画は12月26日、2024年10月に発売したスキンケア商品「薬用リンクルブライト乳液」について、香りに関する問い合わせが複数寄せられていることを明らかにした。SNSやECサイトのレビューでは、「臭いが気になる」「悪臭に感じる」といった指摘も見られ、購入者らの間で話題となっていた。

同社によると、「薬用リンクルブライト乳液」は天然由来成分のみを使用していることが特徴で、合成香料は配合していない。そのため、原料の収穫時期や状態、ロットごとの個体差によって、香りにばらつきが生じる可能性があるという。良品計画は、こうした天然原料特有の性質が、香りに対する違和感につながった可能性があると説明している。

一方で、同社が実施した調査では、成分や品質、安全性に問題はないことを確認したとしており、健康被害や使用上の危険性はないとしている。ただし、香りの感じ方には個人差があり、期待していた使用感と異なると感じる顧客が一定数存在することを重く受け止め、対応を決定した。

同商品について香りが合わないなどの理由で返品を希望する顧客に対し、返金対応を行う。返品・返金は、購入した商品容器を最寄りの店舗に持ち込むことで受け付ける。良品計画は、「ご不安とご不便をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。