外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年2月19日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼18日(水)の為替相場
(1):豪賃金、緩やかな上昇維持
(2):ECB総裁、早期退任の報道
(3):英CPI伸び鈍化
(4):米耐久財受注、前月比は市場予想ほど落ち込まず
(5):米金融政策、見方が割れる

▼18日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:155円の攻防へ/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

18日(水)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

期間:18日(水)午前7時10分~19日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪賃金、緩やかな上昇維持

豪10-12月期賃金指数は前年比+3.4%と市場予想に一致。7-9月期は+3.4%から+3.3%へ小幅に下方修正された。

(2):ECB総裁、早期退任の報道

欧州中銀(ECB)のラガルド総裁が2027年10月の任期満了前に退任する見通しだと英FT紙が報じた。同紙によると、マクロン仏大統領が後任人事に道筋をつけられるようにするため、27年4月に予定される仏大統領選の前に退く意向とのこと。この報道に対し、ECBの報道官は「ラガルド氏は職務に専念しており、任期終了に関するいかなる決定もしていない」と発表した。

(3):英CPI伸び鈍化

英1月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.0%となり、予想通りに前月の+3.4%から伸びが鈍化した。一方、英中銀(BOE)が重視するサービスCPIは前年比+4.4%と高止まりしてインフレ圧力の根強さを示した(前月+4.5%、予想+4.3%)。

(4):米耐久財受注、前月比は市場予想ほど落ち込まず

米12月耐久財受注は前月比-1.4%と市場予想(-2.0%)ほどには落ち込まなかった。変動の激しい輸送用機器を除いた受注は前月比+0.9%と堅調で、市場予想(+0.3%)も上回った。また、米12月住宅着工件数は年率換算で140.4万件と市場予想(130.4万件)を上回った。その後に発表された米1月鉱工業生産も前月比+0.7%と市場予想(+0.4%)を上回った。ただ、前回12月分は+0.4%から+0.2%に下方修正された。

(5):米金融政策、見方が割れる

米連邦準備制度理事会(FRB)は1月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表。「大半の当局者は、ディスインフレ(物価鈍化)が予想よりも遅くなる可能性に警戒感を示した」として早期の利下げ再開について慎重に判断する姿勢を示した。「何名かの当局者は、インフレが予想通りに低下すれば、さらなる利下げが必要になる」と指摘した一方で「何名かは物価上昇率が目標を上回り続ける場合には、政策金利の引き上げが適切になるかもしれない」との見解を示しており、FRB内で金融政策をめぐる意見の対立が大きくなっていることが明らかになった。