この記事は2026年9月15日に「CAR and DRIVER」で公開された「ホンダが次世代デザインの方向性を示すコンセプトモデル「アキュラ ネクセラ ビジョン」 を公開」を一部編集し、転載したものです。
これが次世代のNSXの姿か!? ホンダが高級車ブランドのアキュラの名で次世代デザインの方向性を示唆するコンセプトモデル「アキュラ ネクセラ ビジョン」を米国モントレー・カー・ウィーク2026で世界初公開。デザインは米国のアキュラ・デザインスタジオが担当。ブランドの基本理念であるチャレンジングスピリットに着想を得て、普遍的な美しさに先進性を高次元で融合
ホンダは2026年8月13日(現地時間)、米国カリフォルニア州ぺブルビーチで開催されたモントレー・カー・ウィーク2026において、高級車ブランドのアキュラ(Acura)の次世代デザインの方向性を示すコンセプトモデル「アキュラ ネクセラ ビジョン(Acura NEXERA Vision)」を世界初公開した。
米国ロサンゼルスのアキュラ・デザインスタジオが手がけたアキュラ ネクセラ ビジョンは、今年で40周年を迎えるアキュラ ブランドの基本理念であるチャレンジングスピリットに着想を得て、普遍的な美しさに先進性を高次元で融合させたことが特徴である。
まずエクステリアは、ワイド&ローの力強いスタンスに加え、ダッシュ・トゥ・アクスル(フロントタイヤの中心からダッシュボードまでの距離)を長く取ることで、キャビンを後方に配置したパフォーマンスカーならではの伸びやかなプロポーションを実現。マットチタニウムのボディカラーも見る者を惹きつけるポイントだ。また、特徴的なデュアルヒンジ式バタフライドア(シザーズドア)を組み込んで、アキュラのパフォーマンスDNAを大胆に印象づける。空力性能も重視し、筋肉質なサーフェスとエアロチャネルフェイシア、アクティブリアスポイラーなどを配備して、優れたエアロダイナミクスを具現化した。さらに、足もとには鍛造カーボンファイバーインサートの22インチセンターロックホイールを装着。制動機構にはブレンボ製カーボンセラミックブレーキを装備している。
ライティングシグネチャーのアレンジも見逃せない。革新的な“ファントムライティング”を採用し、非点灯時にはボディラインに溶け込み、点灯時にのみランプが現れることで、シームレスで彫刻的な面構成を創出。また、極薄のヘッドライトおよびテールライトはアキュラの頭文字である“A”をモチーフとし、ブランドアイデンティティを巧みに表現する。なお、このライティングシグネチャーはブランド初の2モーターハイブリッドを搭載し、数年以内に発売予定の次期RDXを皮切りに、アキュラの次世代ラインアップに採用していく予定だという。
インテリアに関しては、ドライバーとの一体感と広がり感を高度にバランスさせたキャビン空間に仕立てる。内装カラーはブラック&ホワイトを基調とし、空間に鮮やかなピンクを配することで印象的なコントラストを創出。再生ポリエステルを使用したアルカンタラ(Alcantara)やサーキュラーエコノミーに寄与する本革素材のサーキュレザー(CircuLeather)、リサイクルアルミニウムなどのサステナブル素材を採用し、環境に配慮した次世代のプレミアム価値を創造したことも訴求点である。
ホンダ・ディベロップメント・アンド・マニュファクチュアリング・オブ・アメリカの土田康剛Acuraクリエイティブディレクター兼オートデザイン担当副社長は、「アキュラの40周年を新たな挑戦への節目とし、アキュラ ネクセラ ビジョンを今後のアキュラのデザイン言語として位置づけています。この新たなデザインの方向性では、普遍的な美しさと先進技術を融合させることで、アキュラらしい美しさとパフォーマンスを新たな形で表現することを目指しました。今後のアキュラのラインアップにおいても、このデザインの方向性を一貫して具現化し、進化させていきます」とコメントしている。
(提供:CAR and DRIVER)