この記事は2026年10月12日に「CAR and DRIVER」で公開された「トヨタの旗艦4WDのランドクルーザー“300”にハイブリッドモデルを新設定。ディーゼルエンジン搭載のGXはオフロードでの実用性を特化」を一部編集し、転載したものです。
トヨタのフラッグシップ4WDのランドクルーザー“300”がマイナーチェンジ。ランドクルーザー・シリーズとして国内初となるハイブリッドモデルの設定や、GXグレードのオフロードでの実用性の強化、機能装備の拡充、ボディカラーの追加などを実施して、旗艦4WDとしての魅力度をアップ
トヨタ自動車は2026年10月1日、フラッグシップ4WDのランドクルーザー“300”を一部改良して発売した。
車種展開は以下の通り。
■ハイブリッド車
ZX(乗車定員7名):980万1000円
GR SPORT(乗車定員7名):1020万300円
■ディーゼル車
GX(乗車定員5名):630万800円
ZX(乗車定員5名):875万500円
GR SPORT(乗車定員5名):915万900円
今回の改良は、ランドクルーザー・シリーズとして国内初となるハイブリッドモデルの設定や、GXグレードのオフロードでの実用性の強化、機能装備の拡充、ボディカラーの追加などを実施して、旗艦4WDとしての商品力をいっそう高めたことが特徴である。なお、従来設定していたガソリン車はカタログから外れている。
まず新設定のハイブリッド車は、パワートレインにV35A-FTS型3444cc・V型6気筒DOHCマルチホール直噴インジェクタ付D-4STガソリンツインターボエンジン(最高出力408ps/5200rpm、最大トルク66.3kg・m/2000~3600rpm)+1TM型モーター(最高出力40kW、最大トルク290Nm)+ニッケル水素電池(容量6.5Ah)+Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチックトランスミッション)で構成するパラレルハイブリッドシステムを搭載。モーターのアシストにより、オフロードでの高いコントロール性とオンロードでの伸びのある加速を実現する。また、操舵機構には電動パワーステアリングを採用。オンロード、オフロードに関わらず操縦のしやすさと疲れにくいステアリングフィールを追求した。
ハイブリッド専用の装備としては、漆黒メッキ加飾付フロント&リアエアロバンパー(ZX)や、電動5:5分割格納サードシート(リクライニング機能・センタートレイ付)、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)(センターコンソールボックス後部/ラゲッジ左側各1個)を標準で採用。ラゲッジには荷室を上下2段に分割できるほか、跳ね上げれば高さのある荷物も積載可能なフレキシブルデッキボードを配備した。
ランドクルーザー本来の魅力をより体現する、オフロードでの実用性に特化した仕様に刷新したGXは、パワートレインにF33A-FTV型3345cc・V型6気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼル可変ノズル付2ウェイツインターボエンジン(最高出力307ps/4000rpm、最大トルク71.4kg・m/1600~2600rpm)+Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチックトランスミッション)を搭載したうえで、駆動系に電動デフロック(フロント・リア)を組み込む。足もとには7.5J×18アルミホイール(シルバー塗装)+265/65R18タイヤを装着した。
また、エクステリアにはアルミサイドステップやブラック(メッキ加飾付)ラジエターグリル、オート電動格納式リモコンカラードドアミラーなどを標準装備。インテリアにはファブリック表皮シートや運転席6ウェイ・助手席4ウェイマニュアルシートなどを配備し、オプションとして樹脂製フロアカーペットを設定した。
シリーズ全体で機能装備を拡充した点も見逃せない。まず、全車におくだけ充電、ITSコネクト、寒冷地仕様、ETC2.0ユニット(VICS機能付)を標準装備。またZXとGR SPORTにはルーフレール(ブラック)やクールボックス、JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー/12chオーディオアンプ)、リアシートエンターテインメントシステム、マルチテレインモニター、デジタルインナーミラー、前後方ドライブレコーダー、タイヤ空気圧警報システム(TPWS)を標準で組み込んだ。
ボディカラーの追加も実施し、標準のニュートラルブラックとメーカーオプションのプラチナホワイトパールマイカを新規に設定している。
(提供:CAR and DRIVER)