主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年10月20日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
目次
▼19日(月)の為替相場
(1):フランス暴動でユーロ売り
(2):日銀総裁「重要な局面になっている」
(3):中国GDP 予想を上回る
▼19日(月)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:159円台を窺う可能性も/ ▼注目の経済指標・イベント
19日(月)の為替相場
期間:19日(月)午前7時00分~20日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):フランス暴動でユーロ売り
週末の17日から18日にかけてフランス各地で抗議デモが暴動に発展したことを嫌気して、ユーロ売りが強まった。ユーロ/円は前週末終値から約60銭、ユーロ/ドルは約0.004ドル下落して取引が開始した。
(2):日銀総裁「重要な局面になっている」
日銀の植田総裁は参議院予算委員会で物価動向について「基調的な物価上昇率が徐々に高まってきており、足元では2%にかなり近づいている」としたうえで「2%程度の水準に安定させていく観点がより重要な局面になっている」との見解を示した。また、「物価目標実現の観点から適切に金融政策を運営していくことが、結果的に国債市場における安定的な金利形成にも資する」として「適切な金融政策が行われていないと市場が認識した場合には、長期金利が上昇する可能性がある」と語った。
(3):中国GDP 予想を上回る
中国7-9月期国内総生産(GDP)は前年比+4.5%と市場予想(+4.4%)を上回り、前期(+4.3%)から加速した。これにより1-9月期の累計成長率は+4.6%となり、政府の通年成長目標(4.5~5.0%)の下限を超えた。半導体やAI関連などの輸出が急増したことが全体の成長を支えた。同時に発表された中国9月小売売上高は前年比+1.1%と予想(+0.5%)を上回り前月(+0.4%)から伸びが加速。また、同鉱工業生産は+5.5%と予想通りに前月(+5.2%)から伸びが加速した。
19日(月)の株・債券・商品市場
日経平均: 64916.70 ▼407.59
豪ASX: 8845.732 △39.008
上海総合: 3730.920 △14.636
英FT: 10764.69 ▼117.21
独DAX: 25319.77 ▼302.84
NYダウ: 51966.03 ▼36.38
日10年債: 2.909 ▼0.021
豪10年債: 5.2279 ▼0.0041
英10年債: 5.432 △0.059
独10年債: 3.456 △0.030
米2年債: 4.7719 △0.0636
米10年債: 5.1397 △0.0669
NY原油: 103.66 △2.25
NY金: 4160.10 ▼21.00
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