主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年10月23日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
目次
▼22日(木)の為替相場
(1):「リスク回避の円買い」復活
(2):米新規失業保険申請件数 約3カ月ぶりの低水準
(3):米10年債利回り 低下幅を拡大
▼22日(木)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:株価の下落が続けば一段安/ ▼注目の経済指標・イベント
22日(木)の為替相場
期間:22日(木)午前6時10分~23日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):「リスク回避の円買い」復活
日経平均株価が6万3000円台を割り込んで下げ幅を拡大したほか、韓国や台湾などでも株価が大幅に下落。前日のNY株式市場終了後にIT大手メタ・プラットフォームズが決算説明会を行い、今後さらに多額の投資が必要になるとの考えを示したことから、AIへの過剰投資をめぐる不透明感が広がった。為替市場では「リスク回避の円買い」が復活。キャリートレードなどで売られていた円を買い戻す動きが出たと見られる。
(2):米新規失業保険申請件数 約3カ月ぶりの低水準
米新規失業保険申請件数は19.4万件と約3か月ぶりの水準に減少。市場予想(20.0万件)を下回った。これにより、4週平均の申請件数は19.8万件と2022年9月以来の低水準となった。
(3):米10年債利回り 低下幅を拡大
米10年債利回りが節目の5.0%を割り込んで低下幅を拡大。AI投資をめぐる不透明感が強まり米国株が下落したほか、フランスの社会不安を受けた同国国債の下落(金利上昇)や中東情勢の混乱が長期化するとの懸念などを背景に米国債への「逃避買い」が強まった。
22日(木)の株・債券・商品市場
日経平均: 62907.84 ▼1,713.40
豪ASX: 8793.246 ▼38.057
上海総合: 3658.026 ▼55.002
英FT: 10725.03 ▼27.85
独DAX: 25371.75 ▼273.29
NYダウ: 52867.98 △11.89
日10年債: 2.870 ▼0.012
豪10年債: 5.2506 ▼0.0284
英10年債: 5.325 ▼0.053
独10年債: 3.334 ▼0.087
米2年債: 4.6396 ▼0.1664
米10年債: 4.9530 ▼0.1660
NY原油: 99.47 △2.32
NY金: 4060.40 ▼89.60
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