ドル/円の見通し:156円台後半では下げ渋る
昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇した。東京市場では156.60円台に弱含む場面もあったが、海外市場で157.60円台まで約1円反発。フランスの格付け据え置きを受けたユーロ買いが失速したことで相対的にドルが上昇したほか、米国のAI・半導体関連株に買い戻しが入る中で円が下落した。もっとも、全体的に持ち高調整主体の動きだったと見られる。株高やドル高・円安の持続性については、週内の米ビッグテック企業決算や日米金融政策イベントに左右される公算が大きい。なお、本日のNY市場では米9月耐久財受注や米10月消費者信頼感指数の発表が予定されているが、明日28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を控えているだけに、ドル/円の反応は限定的となりそうだ。本日のドル/円は、仮に続伸しても20日移動平均線(執筆時157.92円前後)が上値を抑える一方、反落しても昨日に続き156円台後半では下げ渋るだろう。
注目の経済指標・イベント
10/27 (火)
21:30 〇 (米) 9月耐久財受注
22:00 (米) 8月FHFA住宅価格指数
22:00 (米) 8月ケース・シラー住宅価格指数
23:00 (米) 10月消費者信頼感指数
23:00 (米) 9月新築住宅販売件数
26:00 (米) 5年債入札(700億USD)
10/28 (水)
09:15 ◎ (豪) ブロックRBA総裁講演
09:30 〇 (豪) 9月消費者物価指数
09:30 〇 (豪) 7-9月期消費者物価
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1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。