外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年11月6日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼5日(木)の為替相場
(1):日銀議事録公表
(2):豪貿易黒字 予想を上回る
(3):BOE 予想通りの利上げ
(4):米新規失業保険申請件数 57年ぶり低水準に並ぶ
(5):米株価が大幅下落

▼5日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:不安定な動き/ ▼注目の経済指標・イベント

5日(木)の為替相場

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期間:5日(木)午前7時10分~6日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日銀議事録公表

日銀は政策金利を1.25%に引き上げた9月の金融政策決定会合の議事録を公表。「政策金利を早めにおおよそのゴールに近づけ、上下双方向に機動的に動ける状況にするのが望ましい」「物価上振れの兆候がみえれば、ペースを速めざるをえない」「一定の利上げペースにとらわれず、海外の金融環境の転換に応じた機動的対応や、利上げ幅の議論が必要な新たな局面に移行している」などと、さらなる利上げに前向きな意見が目立った。

(2):豪貿易黒字 予想を上回る

豪9月貿易収支は28.26億豪ドルの黒字となり、黒字額は市場予想(10.00億豪ドル)を上回った。輸出が小幅に増加した一方、輸入が減少(前月比-3.3%)したことから黒字が拡大した。前月は1.84億豪ドルの黒字だった。

(3):BOE 予想通りの利上げ

英中銀(BOE)は予想通りに政策金利を3.75%から4.00%に引き上げた。同時に公表した金融政策委員会(MPC)議事要旨では、利上げの決定が8対1の賛成多数であったことや、反対票を投じたマン委員が4.25%への大幅利上げを主張していたことが明らかになった。また、金融政策報告書で経済見通しを更新し、今年と来年のインフレ見通しおよび成長率見通しをいずれも上方修正した。ベイリー総裁はその後の会見で「中東紛争の解決に向けた進展がない限り、あるいはインフレ圧力のリスクを和らげるような新たな動きがない限り、追加利上げが必要になる可能性がある」との見解を示した。ただ、一方で「今回の利上げを、今後必然的に長く続く一連の利上げの初回と受け止められるべきではない」とも語った。

(4):米新規失業保険申請件数 57年ぶり低水準に並ぶ

米新規失業保険申請件数は18.9万件と、7月中旬に記録した57年ぶりの低水準と並んだ。市場予想は19.6万件だった。これにより、4週平均の申請件数は19.5万件となり、前週時点の19.7万件から減少した。

(5):米株価が大幅下落

日経平均株価先物が6万円の大台を割り込んで下落。米中間選挙で民主党が勝利したことを受けAI規制が強化されるとの懸念から米株式市場で関連銘柄が下落する中、日本株にも売りが出た。最終的にナスダック総合指数は約5.5%下落。前日大幅に上昇したNYダウ平均やS&P500にも株安圧力が及び米国株が全面安の様相となる中で、円を買い戻す動きが強まった。