ここ最近、急速な円安により為替相場の値動きが激しくなり、FX市場が活況を呈している。3月上旬には、7年ぶりの120円水準に達し、年内130円も噂されるようになってきた。
■FXとシストレ24とサッカー
FX取引とは『通貨ペア』の売買を行う取引のことだ。本来の取引金額の4パーセントの小さな資金で売買(レバレッジ取引)が可能で、買いだけでなく売りからも取引に参加できる。
FXにはいくつか取引手法があるが、日中取引に参加することができない人に向いているのが『自動売買』だ。自動売買では『ストラテジー』と呼ばれる、プロが作成した売買戦略プログラムを利用することで、トレーダーが不在の時間帯でも自動で売買を繰り返して取引に参加することができる。
ストラテジーはまさにサッカーにおける“選手”だ。しっかりとしたロジックを戦略として持ち、複数のストラテジーを組み合わせ、“チーム”として取引通貨や売買戦略を設定していくことが重要なのだ。スター選手だけ集めてもチームとして機能しないのと同様に、過去に収益率が良かったストラテジーだけを組み合わせても有効には活用できない。
■選手(ストラテジー)の個性を見極めよ
インヴァスト証券が提供する自動売買システム『シストレ24』では、世界最多9,000種類以上のストラテジーが用意されている。相場の状況にあわせて、これらストラテジーをどう組み合わせるかがトレーダーの腕の見せどころだ。
同システムでは、主要ストラテジーの収益率や推奨証拠金などが一目でわかり、長期間に渡って利益を上げ続けるストラテジーも簡単に探すことができる。また、各ストラテジーには個性があり、サッカー選手の特性にも似た側面がある。それではいくつかのストラテジーをサッカーに例えて紹介していくことにしよう。
PriceBreaker S1 GBP/JPY: 一撃で試合の流れを変える「ゴール前の仕事人」
典型的な損⼩利⼤タイプの『 PriceBreaker S1 GBP/JPY』は、連敗しても1回の勝ちトレードで全て取り返すような取引が魅力。たとえ前線で守備をサボっていても、一撃で試合の流れを変えてしまうゴール前の仕事人だ。ただし得意な“シュートパターン”はハッキリしており、ボラティリティの高い相場、トレンドの出ている相場の場合に真の実力を発揮する。このストラテジーを配置する場合、全体のフォーメーションを考えることが極めて重要で、一つのストラテジーに大幅なマイナスが発生すれば、エースの得点力を大きく削ぐ結果になるだろう。
Pminvestcapital EUR/GBP: 抜群の安定感で貢献する「チームの心臓」
月間損益ベースで2013年10月からずっとプラスを維持している実力派ストラテジーと言えば、『Pminvestcapital EUR/GBP』。今選ぶべきストラテジー『イマコレ』の開始以来、抜群の安定感で数々の“監督”の寵愛を受けてきたチームの中心的存在。一度選んだら中々外すことのできない「チームの要」だ。
Noah's mini EUR/USD: 荒れた試合展開でもガンガン仕掛けるドリブラー
トレンド相場でもレンジ相場でも積極的に仕掛けるストラテジーと言えば『 Noah's mini EUR/USD』。2014年後半での値動きが激しくなった相場において真価を発揮した。積極果敢にガンガン仕掛ける“ドリブラー”で主導権を奪い返すような実に頼もしい存在。
GEN GBP/USD: 相手の逆を突く「天才ファンタジスタ」
典型的な逆張りタイプのストラテジーである『GEN GBP/USD』。トレンド発生中でも押し目や戻り目を狙って仕掛けるのでレンジ相場、乱高下するトレンド相場でも大活躍する。どんな状況においても的確に相手の逆を取る“ファンタジスタ”だ。ただし、『黒田バズーカ2』のような一方向に一気に相場が動くような、“ロングボール”が飛び交う状況は苦手としている。
■選手(ストラテジー)の状態を見極めよ
個別のストラテジーにはそれぞれ個性があり、長所と短所を持ち合わせている。どんなに優秀で過去にすばらしい成績を上げていても、“試合の流れ”次第では実力を発揮することができないこともある。したがってそれぞれの実績を常に把握しながら、その投入タイミングを図ることが“監督”としてのトレーダーの大きな役目となる。どれだけ実績があっても直近の相場状況に“フィット“しているのかどうかを判断するのはきわめて重要だ。
インヴァスト証券の提供する『MYシストレ24』ならば過去1ヶ月から12ヶ月、そして稼動以来の常勝ストラテジーをすぐ検索することが可能だ。また、個別選手の試合成績や健康状態をチェックするのと同じように、個別ストラテジーの直近ステータスを把握することができる。(ZUU online編集部)