経済産業省と東京証券取引所は25日、従業員の健康増進を経営的な視点で戦略的に取り組む上場会社22社を、「健康経営銘柄」として選定し、公表した。選定は初めて。アサヒグループホールディングス <2502> や花王 <4452> 、ローソン <2651> などが選ばれた。

「健康経営銘柄」は、従業員の健康管理を経営的な視点で実践する企業の取り組みを推進するもの。各企業の生産性を促すことによる業績向上や、投資の判断材料を提供して市場の活性化を図ることなどが狙い。

「健康経営銘柄」は東証に上場する約3500社が対象に調査。企業へのアンケートで健康経営に対する経営理念や組織、制度などの約100項目を評価し、さらに高い収益性のある企業を選んだ。(ZUU online 編集部)