日経平均895円安
世界同時株安が止まりません。昨晩のNYダウが一時1,000ドル以上下げ、ドル円が116円台に入り、シカゴCME先物が17,160円の安値をつけたときは、さすがにショックでした。引けでは、少し戻していますが、今後もボラティリティが高い相場になりそうです。
ドル円が1日で6円も動き、株式市場も大幅下落すると、今までと物色の方向性は大きく変化することが多いです。という事は、今保有しているポジションの戻りは鈍くなる可能性が高いです。現在、保有しているポジションを総点検して、買いの理由がなくなった銘柄は、売却しましょう。
「ドル円が123~125円位だと、今期も増益だ」なんて理由で買った銘柄があれば、一時116円台に入り、現在は118円台と大きくドル円は水準訂正しています。この場合、ほぼ買った理由が無くなっているので、売ることを考えるべきです。
これだけの大暴落は、逆に今まで割高で手を出せなかった銘柄を安く買えるバーゲンハンティングの大チャンスです。このチャンスを活かすためにも、まずは保有ポジションを総点検して、買った理由が無くなった銘柄を売却し、バーゲンセール中の銘柄への入れ替えを積極的に行うのが、暴落時のオススメの対処方法です。
もし、リバウンド相場に入るのであれば、福の神レポート「日経平均急落!3匹目のどじょうを狙え!リバウンド候補はコレだ!?」もご参考にして下さい。ちなみに、前2回の下落・反発相場で大きくリバウンドしたのは、次の3銘柄です。
◆アルプス電気 <6770> 3,300円
◆資生堂 <4911> 2,474円
◆みずほフィナンシャルグループ <8411> 229.6円
相場の福の神 前営業日の日経新聞半歩先読み
硫黄使い、容量4~5倍 日本経済新聞 科学技術 13面
◆第一工業製薬 <4461>
始値333 高値377 安値330 終値359 前日比+14 出来高1,301,000
相場の福の神 本日の注目銘柄
前営業日の全市場の新高値・安値、最高値・安値、値上がり・値下がり上位から、藤本が注目の銘柄をご紹介します
新52週間高値14、新52週間安値739
◆電算システム <3630> 1,791円
新高値更新 郵政上場関連銘柄
◆田中化学研究所 <4080> 701円
新高値更新 ストップ高、次世代正極材の共同開発報道が買い材料。
藤本誠之(ふじもと・のぶゆき)
SBI証券
投資調査部シニアマーケットアナリスト
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