「世界外交指数」が発表され、調査対象国42カ国中、米国が1位、フランス2位、中国3位と現在の世界政治の影響力を反映するような結果となった。日本は9位。

全体を見てみると、4位ロシア、6位ブラジルとなっていることから地域による偏りは少なく、また10位スペイン、15位アルゼンチンなど日本人の目からすると意外かもしれない結果となっている国もある。

また、12位にインド、20位にインドネシアがそれぞれランクインしていることから、これらのアジアの新興国が徐々に台頭してきていることが経済規模だけでなく外交の側面から見てもがわかる。

この調査はシドニーに拠点を置くシンクタンク、ローウィ国際政策研究所が行ったもの。2016年版世界外交指数のデータの情報源は、G20およびOECD加盟国の全42カ国の外務省Webサイトから入手した情報と、ローウィ国際政策研究所が対象国の外務省、大使館および領事館から直接入手した関連情報だ。

それでは、世界外交指数トップ20を見てみよう。

トップ10のアジア勢は中国と日本のみ

20位 インドネシア
19位 ギリシャ
17位 カナダ
17位 オランダ
16位 スイス
15位 アルゼンチン
14位 メキシコ
13位 韓国
12位 インド
11位 イタリア

10位 スペイン
9位 日本
8位 トルコ
7位 ドイツ
6位 ブラジル
5位 英国
4位 ロシア
3位 中国
2位 フランス
1位 米国

(ZUU online 編集部)