先月からスタートした3月期決算企業の決算発表も終了となりましたが、決算発表では業績の実績と見通しとともに配当予想も多くの企業で発表となっています。
こうしたなかマーケットで株主還元への関心が高まっていることもあって先日は大型株を対象に新たに発表となった配当予想をもとに配当利回りをチェックしましたが、今回は中型株を対象にその配当利回りをチェックしてみました。
具体的にはTOPIX Mid400採用の3月期決算銘柄を対象に配当利回りが3%以上で増益予想の銘柄をピックアップしてみました。
そのなかにはコニカミノルタ <4902> や青山商事 <8219> 、ヤマダ電機 <9831> など企業名に馴染みのある銘柄もみられ、積極的な株主還元方針で配当性向が7割と高い青山商事 <8219> では配当利回りが4%余りとなっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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