この記事は2026年3月17日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=birth7/stock.adobe.com)

2026年3月17日(火)の午後14時過ぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

今週はFOMCや日銀、ECB等、中央銀行イベントが多数控えているものの、対イラン戦争が継続中のため、どの中銀も様子見にならざるを得ないだろう。

しかしそんな中、豪州は本日17日(火)利上げを実施した。ただ決定が5対4の僅差だったことから、発表後の反応はむしろ反落という感じになっている。

とはいえ資源国通貨である豪ドルは、クロスで少し強い状況が続くのではないかと思っている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ペルシャ湾情勢についてだが、トランプ米大統領がだいぶ弱ってきているように見える。ちょっと早いと思うのだがタコる(TACOる)前兆が感じられる。

無条件降伏だと言っていたのに相手が非常に知的だと言ってみたりと、けなしたり褒めたりを繰り返している。褒め始めたということはタコる前兆なのではないだろうか。

トランプ氏としては、なんとしても手を引きたいのだろうが、そのきっかけが見つからないのだろう。

ただ、タコりたいということは更なるエスカレーションにはならない可能性が高いので、中国やインドといった国への船は、今後少しずつ通行量が増してくると考えている。

どちらかというとリスクは沈静化の方向へ向かっていると思うので、相場の反転とまでは言わないが、反対方向のリスクを意識したい。

反対方向となると原油が下がって、米ドル/円が下落し、ユーロ/米ドルが売られてきていたが反発するといった動きだ。

また米リーダーシップがかなり低下していることもあり、ドルへの集中というよりは分散方向が急激に始まる可能性にも留意したい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。