この記事は2026年3月12日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Gowrob/stock.adobe.com)

2026年3月12日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

国際エネルギー機関(IEA)は昨日11日(水)、過去最大規模となる4億バレルの石油備蓄を放出することに合意したものの原油高は止まらず、インフレ懸念を背景に米長期金利が上昇。日本の貿易収支が悪化するとの懸念も相まってドル高・円安が進行した。

中東戦争の長期化が懸念される中、原油高を受けて米ドル/円は本日12日(木)、日米通貨当局が「レートチェック」を行ったとされる1月23日以来の159円台に到達。

1月14日に付けた年初来高値の159.45円前後を視界に捉えており、この水準を突破すれば2024年7月以来となる160円台の回復が現実味を帯びることになる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

原油高と円安のダブルパンチによる物価上昇や景気悪化を回避したい日本政府はすでに石油備蓄の放出を決定しており、円買い介入の発動についても臨戦態勢にあることは容易に想像できる。

本日12日(木)の米ドル/円は、イラン情勢を正面に見据えながら、同時に円買い介入の可能性を横目で眺めつつ、神経質な展開となりそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。