この記事は2026年3月11日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Haru Works/stock.adobe.com)

2026年3月11日(水)の午後12時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

中東戦争激化の織り込みに一定の巻き戻しが生じている。

相場は引き続きボラタイルな展開が想定されるものの、足元は米ドルに売り戻し、株式に買い戻しの動きが見られる。

もっとも、イランによる機雷設置報道などはじめ、ホルムズ海峡巡る石油情勢は予断を許さない状況が続く。今後もヘッドラインで振らされる可能性が高く、市場参加者はしばらくのあいだ神経質な取引を余儀なくされるだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

明確な方向感は出にくいものの、日銀の慎重姿勢や油価高騰による経済下押し懸念など背景に円安基調そのものは継続するだろう。

また、金融政策面では欧州・英国・スイスの市場織り込みが年内利上げに転じたこともあり、円買い根拠としての日銀利上げは存在感が低下しつつある。地政学リスクの高まりで日銀がハト派スタンスを余儀なくされれば、円相場は一段と下値を広げる可能性が高い。

もっとも、158-160円が介入警戒ゾーンであることは念頭に置いておきたい。米ドル/円はストップをタイトに、先入観を持たず短期回転売買に徹したい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。