◎沖縄県と関連銘柄

沖縄県の目標は、「世界水準の観光リゾート地を整備し、ダイビング、空手等の地域の強みを活かした観光ビジネスを振興するとともに、沖縄科学技術大学院大学を中心とした国際的なイノベーション拠点の形成を図ることにより、新たなビジネスモデルを創出し、外国人観光客等の飛躍的な増大を図る。」としており、観光ビジネスの強化や国際的環境の整ったイノベーション拠点の整備が政策課題となっています。 関連銘柄として、外国人観光客の増大によるメリットが大きな企業、設備投資などの資金需要に対して貸出をおこなう銀行などが挙げられます。

サンエー< 2659 >
沖縄流通最大手で、スーパー、外食、ローソンと合弁でコンビニを展開しています。外国人観光客が増え、企業業績の伸びが期待されます。

琉球銀行< 8399 >
貸出、預金シェアは沖縄県トップ。ミニ店舗やローンセンターなどのチャネルを積極推進しています。

沖縄銀行< 8397 >
2013年4月からの2年間を計画期間とする「中期経営計画SPEED&SPIRITS」をスタート。変化に機動的に対応する「SPEED経営」を継続するとともに、全ての業務をお客様の立場に立って取り組む「お客様目線=おきぎんスピリッツ」をもって、地域の発展に貢献しようとしています。


◎まとめ

アベノミクスの成長戦略の目玉である国家戦略特区が決まり、医療や農業などの規制緩和がはじまります。国家戦略特区が成功した場合、2020年のGDPを2.4兆円押し上げるという試算があります。規制緩和等の恩恵を受け、国家戦略特区に関連する企業の業績がアップし、株価が騰がっていくことが期待されます。

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