6月は3月決算企業に次いで数が多い12月決算企業の中間決算期に当たることから高配当利回り銘柄を比較的多くみつけることができます。
そこで今回は株式市場で配当や自社株買いといった株主還元への関心が高まっていることもあり、中間配当を実施予定の12月決算企業のなかから配当利回りが3.5%以上で、増益予想の銘柄をピックアップしてみました。
そのなかには配当利回りが5%を超えるものもあります。CAC Holdings <4725> は記念配当を実施することもあり配当利回りが5%を上回る水準となっているほか、ツバキ・ナカシマ <6464> も配当利回りが5%を超えています。
また、4%を超えるものも幾つかみられ、ブリヂストン <5108> や東燃ゼネラル石油 <5012> 、横浜ゴム <5101> などが4%を上回る配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は6月27日です。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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