3. 専門家ではなくご自身が理解できる金融商品で投資

具体的なポートフォリオを組む時には、どのような金融商品にお金を配分していくかを決める必要があります。あくまでもあなたの資産ですから、専門家が自分の好みを押しつけるわけにもいきません。ETF、投資信託、株、不動産、FX、生命保険、などさまざまな金融商品があります。IFAと相談する時には、ご自身の希望をぜひ伝えてください。投資は自己責任です。よくわからない金融商品に投資するのではなく、きちんと理解したうえで投資するべきです。もし分からない事があれば、IFAに確認しましょう。IFAの仕事には、アドバイスや金融商品の売買を仲介するだけでなく、投資家を育てる役割もあるといえます。そうすることで、IFAもより具体的にあなたのポートフォリオを考えることができます。

4. 自身のリスク耐性を知る

資産運用を続ける上で重要なことの一つに、あなたがどの程度までリスクを許容できるのかという点があります。当然のことですが、相場動向次第であなたの資産は増減します。資産運用は長期間に渡って継続しなければ意味がありません。その途中で発生した損失に心が折れて、「もう資産運用は嫌だ。やめよう」ということになると、資産を売却して「損切り」しなければならなくなります。それを避けるためには、あなたがどれくらいまでの損ならば受け入れられるかをIFAに伝えてください。あなたの資産のポートフォリオを決めるうえで大切な情報となります。そうすることで、リスク性の高い商品をどの程度入れるのか、そのリスクをヘッジする商品をどの程度組みこむのかが変わってくるのです。

今回は専門家にアドバイスをもらう時のコツを挙げてみました。資産運用で失敗しないようにするためには、リスク管理が重要です。そのリスク管理を徹底するためには、上述した4つのポイントを明確にして、IFAと相談しあなたに最適な資産のポートフォリオを組んでください。資産運用の目的を明確にして、リスクの許容範囲を確認しましょう。あなたの資産運用はそこから始まるのです。(提供: IFAオンライン

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