triathlon
(写真=PIXTA)

この夏、トライアスロンにチャレンジしてみませんか?

トライアスロンと聞くと、とても過酷なレースのイメージが先行してしまいます。しかし、最近は運動に自信のない人でも参加傾向にあります。

それはなぜか? 運動歴によって個人差はありますが、地道なトレーニングを積むことによって誰でも完走できるスポーツだからです。トライアスロンデビューまで、ある程度泳げる人で3か月、全く泳げない人で6か月あれば、トレーニングをこなすことで「ショートディスタンス」トライアスロンでの完走を目指すことができるといわれています。

トライアスロンの魅力の一つは、終始自分のペースで競技することができる点です。サッカーやラグビーなどといったボディーコンタクトの激しいスポーツと比べたらはるかに挑戦しやすいともいわれています。また、3種目の競技を連続で行いますのでエアロビクス効果が高く、その3種目すべてが有酸素運動ですので、スポーツ障害の危険性も低いといわれています。トライアスロンは「生涯スポーツ」として楽しむ人が増えている競技なのです。

トライアスロンの魅力

ここで、「トライアスロン」とはどのようなスポーツなのか簡単におさらいしておきましょう。

トライアスロンは「水泳(スイム)・自転車(バイク)・ランニング(ラン)」の3種目を一度に続けて行うスポーツです。

競技距離はスイム1.5km、バイク40km、ラン10km(計51.5km)と設定され、「ショート(オリンピック)・ディスタンス」と呼びます。これはオリンピックの他、世界選手権など数多くの大会で採用されています。また、その半分の競技距離は「スプリント・ディスタンス」と呼ばれていて、ジュニア大会やキッズ・初心者向けの一般大会に採用されています。

トライアスロンの大会の多くは、自然豊かな環境で開催されます。ウエットスーツに身を包み、道しるべも何もない大海原へと繰り出します。ゴールした後には、過酷なレースをやり切った達成感というトライアスロンの面白さを知り、ハマってしまう人も多いスポーツでもあります。