海外のセレブや有名人に流行っているヘルスケアの情報は日本でも流行する傾向があります。今回ご紹介するのは、ハリウッドスターや海外の人気歌手にも人気トレーニング法として紹介され、“逆輸入”という形で日本でも注目されることになったトレーニング方法「タバタ式トレーニング」です。
タバタ式トレーニングとは?
別名「タバタプロトコル」ともよばれるタバタ式トレーニングは、立命館大学スポーツ健康科学部学長の田畑泉教授が発案した、日本生まれのトレーニング法です。
このトレーニングの特徴は、高強度の運動と休憩を繰り返し行う「高強度インターバルトレーニング法」のカテゴリーに分類されます。スタミナやパフォーマンス向上の目的でアスリートが取り入れていることが多いトレーニング法です。
なぜタバタ式が海外で話題となったのか?
そもそも日本生まれのトレーニング法なのですが、日本ではほとんど知名度のないものでした。
そんななか人気に火が付いたきっかけは、アメリカ西海岸に住むある筋トレマニアの方が話題にしたことでした。それが仲間内で次々と広がり、東海岸の若い医師たちの耳にまで入るほど口コミで広がっていきました。その後、フィットネス雑誌で紹介され、ヨーロッパやロシア、ブラジルなどへと一気に広がったのです。