先週の中国株式市場
◆上海株 反落 利益確定売りや不動産向け融資の引き締め観測などが重石に
◆先週の概況
先週の中国株式市場は反落しました。上海総合指数は週間で1.2%安となったほか、ハンセン指数はほぼ横ばいながら小幅に下落となりました。
節目の3,100ポイントを割り込んでスタートした上海総合指数は、23日に国務院による企業コスト削減方針などを受けて反発したものの、3,100ポイントで上値を押さえられると、その後は先々週まで指数が大きく上昇したこともあって利益確定の売りに押される展開となりました。ただ、200日移動平均線にサポートされると、週末は小幅に反発して取引を終えています。
中国株式市場バリュエーション