カプリコ,ハイブリット,メロンパン
(画像=公式サイトより)

「誰にも気兼ねなく、好きな部分だけをたくさん食べてみたい」という願望を持ったことはないだろうか。好きな食べ物の中でも、外身や中身など特に好きな部分というのは、誰しも持っているだろう。最近登場している、イイトコどり商品がその願望を叶えてくれるかもしれない。

ファンの声に答えて商品化

江崎グリコから8月23日、コーンカップにエアインチョコの乗ったお菓子、カプリコの「あたま」部分だけが発売された。その名も「カプリコのあたま<いちご味>』。「上のチョコだけ食べたい」という声に応えて作られ、“カプリコのひとくち目のおいしさを楽しめるひとくちカプリコ“がコンセプトだという。発売から46年目にしての登場に、SNSなどでも歓迎されているようだ。

イイトコどり商品の火付け役といえば、山崎製パンの『メロンパンの皮 焼いちゃいました』だろう。2014年に関西の限定商品として発売され、Twitterなどで拡散されて人気を集め、すぐに全国展開となった。

メロンパン好きの女性社員の「おやつでは大きすぎる」「いつも皮だけ食べている」という声から出来たもので、消費者の「あったらいいな」を実現している。

こんなにあった、イイトコどり商品〜いいとこだけ切り取りver.

「カプリコのあたま」以外にもある、イイトコどり商品を紹介しよう。

クッキー生地がたまらない 山崎製パン「メロンパンの皮 やいちゃいました2」

「メロンパンの皮 焼いちゃいました』の進化版で、サイズが一回り大きくなった以外にも、メロン風味をアップし、メロンパン独特の格子模様もついた。しっとりしたクッキーのような食感で、風味や味の再現性が上がっている。

殿様も愛した食材 江戸屋「鮭皮チップ」

古くは『吾妻鏡』の中で、献上された鮭を食べた源頼朝がその味を褒めたという話も残る鮭。特に皮が好きという人もいるだろう。前田利家は畳一畳の鮭の皮となら、城と交換してもいいといったほどだという。前田利家はじめ、鮭の皮好きに嬉しいのが「鮭皮チップス」だ。北海道産の鮭の皮だけをオーブンで焼き上げ、チップスにしたもので、ほんのり塩味がきいていて、おつまみやおやつにもいいだろう。

餃子の街がお届けする ユーユーワールド「ご飯にかけるギョーザ」

全国的にも人気の宇都宮餃子を、具だけで商品化したのが「ご飯にかけるギョーザ」。にんにくはもちろん、おからやピーナッツなどが入っており、餃子の具の味を再現している。通常の具材よりも水分が多く、そのままご飯にかけても、卵焼きの具やラーメンのトッピングなどにしても美味しい。