番外編 あなたはどっち派? 明治「チョコだけのこの里」「クッキーだけのこの里」

きのこの山派か、たけのこの里派かという論争はネット上で見かけるが、たけのこの里派の中でも好みが分かれるという。その好みに応えたのが、チョコだけ・クッキーだけの「たけのこの里」だ。限定生産でプレゼントキャンペーンが行われたのだが、70万以上の応募があり、追加募集までされる盛況ぶり。商品化を望む声も多く、その可能性も0ではないだろう。

掛け合わせのイイとこどり商品〜ハイブリットスイーツver.

好きな部分を切り取るだけでなく、いいところの掛け合わせも商品化されている。こうしたハイブリットスイーツは、10年ほど前に欧米から入ってきたものだが、欧米以外でも新商品が生まれている。

ニューヨーカーにも人気 クロワッサン×ドーナツ

ミスタードーナツが「ニューヨーカーがハマった魅惑のスイーツ」で売り出した、クロワッサンとドーナッツのハイブリットスイーツ。クリームやチョコたっぷりの濃厚な味わいで、全3種類の味も人気だった。すでに販売はされていないが、現在はクロワッサンマフィンやフィナンシェドーナツなど、新たな商品が登場している。期間限定なので、終了前に試してみてもいいだろう。

カラフルでかわいい マカロン×アイス

韓国生まれで、ニューヨーカーの間でも人気になったのがマカロンアイス。マカロンの皮に、アイスクリームを挟んでおり、カラフルな見た目も人気の一因だ。韓国の店舗によっては自分好みにアレンジすることもできる。日本にも上陸したので、甘いモノが好きな人は試す価値ありだ。

イイとこどり商品の歴史はカスタマイズ?

イイとこどりの歴史をさかのぼると、古くはそばの「抜き」に通じる。天ぷらそばのそばを抜いたものを「天抜き」、鴨南そばのそばを抜いたものを「鴨抜き」という。ほかにも丼もののご飯抜きである「台抜き」など、ツウの食べ方として知られている。

最近では、ラーメンの麺を抜いたメニューも登場。ラーメンの汁に具だけ、もしくは麺の代わりにキャベツが入ったものなどもある。イイとこどりは、昔から日本人に馴染みがあるもののようだ。

色々な商品が生まれるのは、お客様のニーズに応じたいという日本人のサービス精神が背景にあるだろう。美味しいところだけ抜いたり、美味しいものを掛け合わせたり、どちらもちょっとしたアイデアで生まれたものだ。サービス精神とユーモアのある製造元に要望を出したら、いつか好みのイイトコどり商品が生まれるかもしれない(ZUU online編集部)

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