この記事は2026年3月19日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年3月19日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日18日(水)は中東情勢をめぐる「有事のドル買い」が優勢となる中、米2月生産者物価指数(PPI)の伸びが予想以上に加速したことや、FOMCが利下げに慎重な姿勢を示したことで、米ドル/円は2024年7月以来の高値となる159.90円前後まで上値を伸ばした。
なお、FOMCではミランFRB理事が従来通りに利下げを主張したが同調者はいなかった。また、パウエルFRB議長はインフレに進展が見られなければ「利下げはないだろう」と明言。
FRBによる早期利下げの可能性が薄れる中、仮に日銀の早期利上げ期待が後退すれば米ドル/円は160円台への続伸が避けられないだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
本日2日目を迎える日銀金融政策決定会合は、政策金利の据え置きが確実視されている。金利市場が次回4月の利上げを5割以上の確率で織り込んでいるだけに、植田総裁がタカ派姿勢を示せなければ利上げ期待が後退する公算が大きい。これまでの総裁の慎重姿勢を踏まえると、中東紛争の長期化が懸念される中で早期利上げの方針を強調することは考えにくい。
本日19日(木)中に米ドル/円が160円台に乗せる可能性は小さくなさそうだ。
ただし、160円を超えて上昇すれば政府・日銀による円買い介入の可能性も相応に高まることになるだろう。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




