この記事は2026年3月18日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
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2026年3月18日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日17日(火)のRBAはコンセンサスどおり25bpの利上げ(OCRは4.10%へ)。5対4という僅差の票決が象徴するように、今回の利上げは決して一枚岩の判断ではなかった。
原油高によるコストプッシュ型インフレを重視する「タカ派」が辛うじて上回った格好。今後のRBAだが、OISでは、12月末までに4.50%までの利上げが織り込まれている。
一方、日本時間明日19日(木)早朝のFRBは、据え置きが濃厚ながら、イラン戦争により「利下げカードが遠のく」方向へのバイアスは強まっている。
ECBも明日19日(木)の会合で同様のジレンマに直面しており、要注目。
現在の為替相場の戦略やスタンス
イラン戦争についてだが、早期解決の可能性は低下しており、長期化する公算が高まっている。原油は高止まりし、インフレ懸念からRBAも利上げ。
引き続き、エネルギー供給国の米ドル、豪ドル、カナダが強く、エネルギー輸入国の円やユーロが弱い展開。
戦略としては、米ドル/円の押し目買い、ユーロ/米ドルの戻り売りスタンス継続で臨みたい。
▽米ドル/円 日足チャート
(画像=羊飼いのFXブログ)
*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




