シングルの女性の老後資金
誰しも将来的に待っているのが老後です。そこで必要になるものが老後資金です。
最近の調査によると、女性の平均寿命は86歳に延びています。現在30代の方は、これから50年以上の人生が待っていることになります。定年が65歳だったとして、単純に21年間は公的年金と貯蓄してきた老後資金で自分の面倒を見ることになります。現状からみて、将来的に公的年金が65歳から開始されるとは限りません。また、生活に十分な額がもらえる保証もありません。
この不安をぬぐうためにも、老後資金のマネープランが必要になります。マネープランを立てるにあたり、老後の生活にどのくらいの金額がかかるのか情報収集をしておくべきでしょう。シングルの方で1ヵ月の生活費が20万円程度と仮定すると、年間の必要額は240万円になり、21年間では5,040万円になります。
ただし、この金額は通常の生活をしていた場合の仮定になります。介護を受けたり、老人ホームに入所したりすることになった時には、さらに金額が増えることになります。シングルの30代にとって、そのような状況は未知の領域と言っても過言ではないでしょう。
今できることとお金のプロへの相談
では、シングルの女性が今、将来を見据えてできることとはなんでしょうか。まずはライフプランを立て、それに基づいたマネープランを立てることです。そのためにも、自分の貯金の現状や生活スタイルなどを振り返ること、住宅資金や老後資金に関して知らない知識を得ることが必要となるでしょう。
マネープランを立てるうえで、考えが行き詰まることもあるでしょう。シングルの女性だからこそ、お金に関する悩みができた時、同じ目線に立って相談に乗ってくれる人が周囲にいないことが多いのです。そんな時は、お金の専門家と言われるIFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)やFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみてはいかがでしょうか。自分のライフプランを明確に持っていれば、より的確なマネープランのアドバイスをもらえることでしょう。(提供: IFAオンライン )
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