先週の中国株式市場
◆上海株 大幅反落 連休を控えて企業の上場や再編の管理強化も重石に
◆先週の概況
先週の中国株式市場は反落しました。上海総合指数は週間で2.5%安となったほか、ハンセン指数も3.2%安と大幅に下落しました。
先週の上海総合指数は中国証券当局による企業の上場や再編の管理強化に加え、中秋節の連休を控えていることもあって売りが優勢となり一時節目の3,000ポイントを割り込む場面もありました。結局週間で3,000ポイントを維持したものの2.5%安と大幅に反落しました。
なお、中国の8月の鉱工業生産や小売売上高、固定資産投資が軒並み市場予想を上回る改善をみせましたが、相場への影響は限定的でした。連休明けの上海総合指数は中国人民銀行の資金供給などが好感され買い戻されると0.8%近く反発して取引を終えています。
中国株式市場バリュエーション