株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。そうしたなか9月は3月期決算銘柄の中間期末ということもあって株主優待銘柄や高配当利回り銘柄を多く探すことができます。
そこで今回は強気の評価が多い最高益更新銘柄のなかから配当利回りが高いものを取り上げてみました。
具体的には中間配当を実施予定の3月期決算企業で最高益更新が予想される銘柄のなかから強気(強気とやや強気の合計)の評価が5割以上で配当利回りが2%以上のものをピックアップしてみました。
そのなかには大和ハウス工業 <1925> やSCSK <9719> のようにば強気の評価が9割と高いものや、日立キャピタル <8586> やセンコー <9069> のように配当利回りが3%を超えるものもあります。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は9月27日です。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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