plan
(写真=PIXTA)

自分の資産を増やしたい、誰しもが思ったことがあるのではないだろうか。それでは、実際にどのようにすれば資産を増やせるのだろうか。まずは、株などの投資を思い浮かべるかもしれないが、そういった資産運用の前に、資産形成を考えなければならない。以下では、資産形成と資産運用の違いや、資産形成のポイントを解説する。

資産形成と資産運用の違い

資産形成と資産運用、似ている言葉であるが区別して理解しておくべきだ。資産形成とは極端に言えば、お金を持っていない状態から、お金を持っている状態にすることを意味している。

一方、資産運用とは、持っている資産を運用することだ。株や不動産に投資する、と言えば分かりやすいだろう。資産形成された資産を運用し、お金にお金を生み出してもらうのが資産運用だ。

資産形成の目的

資産形成は将来に備えた準備と言い換えても良い。将来、と言えば老後などを想像するかもしれないがそれ以外にも、病気や事故などで急にお金が必要になるかもしれない。何が起こるか分からない未来のために資産形成は重要になる。

また、いざというときに精神的な余裕を持つことにもつながる。資産があれば、失業などに直面したとしても、余裕を持って対処することが出来る。以上の理由から、運用をしない人でも資産形成は重要なことであると言える。では、実際に資産形成のためにはどのような方法があるのかみていこう。

収入を上げる

労働をすれば、誰でも賃金をもらうことが出来る。これが一般的な収入だ。今働いている会社で収入を上げるために、まずは昇進制度や給与体系を確認することだ。現時点よりも収入をあげるために転職を検討するという選択肢もあるだろう。

また、副業を始めるという手もあるだろう。副業と検索するだけで、様々な仕事が出て来る。その中から、自分の経験を生かせるものや、興味あるものを選ぼう。ただし、副業をして良いかどうかは会社によって違うので、その点は確認しておこう。