クリスマス商戦,ブラックフライデー
(写真=Thinkstock/Getty Images)

街中でそれぞれの仮装を楽しんだハロウィンが終わり、年内の大きなイベントはクリスマスを残すのみで、2016年が終わりに近づいていると感じている人も多いだろう。実は、その聖なる夜の前に、小売業者が仕掛ける「ブラックフライデー」が控える。アメリカでは1年のうち最も売上が伸びるセール商戦で、16年は11月25日がその日にあたる。日本国内でもイオンがブラックフライデーのセールに初めて乗り出すなど、徐々に広がりを見せている。

クリスマス商戦の幕開け

ブラックフライデー発祥の地とされるアメリカでは、毎年11月第4木曜日は感謝祭で祝日となり、家族が集まり七面鳥などの料理を楽しむ1日。さらに、感謝祭の翌日も休みとなる企業や学校も多く、クリスマスに向けてショッピングをスタートさせるのだ。

ブラックフライデーの呼び名については諸説あるが、最も一般的に知られているのは、感謝祭明けの翌日は、クリスマスのショッピングなどで人々が外に溢れかえり、仕事が忙しくなったアメリカ・フィラデルフィアの警察が「真っ黒な金曜日」と呼んだことが由来とされる。ブラックというと、世界恐慌の引き金となった「ブラックマンデー」などネガティブな意味合いがあり、小売業者が敬遠する表現だが、大規模なセールが定着した現在では、売上アップによって「黒字」となることから「ブラックフライデー」という名称が広く用いられているようだ。