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（写真＝RomanR/Shutterstock.com）

「保険料高すぎないかな…」そう思っている方も多いのではないでしょうか。自分の保険料に疑問を感じたら、見直してみることも必要です。

医療保険を見直す際に注意してほしいポイントや、年代別のおすすめ医療保険について解説します。

見直す際の注意点

いざという時のための医療保険。入ってはいるものの、本当にこの保険でいいのか迷うところでしょう。入院保険にもさまざまな種類があります。「入院したその日から対象になるもの、入院5日目から対象になるもの」「先進医療保障など特約が付いているもの」など、細かな基準は多岐にわたります。保険を見直す際の注意点について解説します。

1. 健康状態の審査
医療保険を見直す際には健康告知も必要です。もし現在、持病を抱えている場合や過去の入院歴がある場合は、新たな保険に加入できない可能性もあります。

2. 契約年齢が上がると保険料も上がる
医療保険は、年齢に応じて保険料も上がる仕組みとなっています。現在の保障内容と、新たな保険の保障内容、さらに保険料を比較検討することが必要です。

3. 先進医療特約を付加したい場合
高額な医療費がかかることでも知られる先進医療。将来の病気に供えて先進医療特約を付加したいと考える人も多いのですが、このために医療保険を見直す必要があるかというと必ずしもそうではありません。途中で特約を付け加えることのできる「中途付加」という制度も存在します。また、先進医療を受けること自体が極めて稀だということも念頭に置いておきましょう。

4. 解約のタイミング
医療保険の見直しを決めた場合、気を付けなければいけないことに現在の医療保険の解約があります。たとえば、現在の健康状態の告知により、新たな医療保険の審査が通らないという可能性もあるのです。審査を通過しないうちに現在の医療保険を解約してしまうと、医療保険が無い状態になってしまいます。特に、現在持病がある人や数年内に入院歴がある人は、審査に時間がかかったり審査を通らなかったりする可能性もあるので注意が必要です。

5. 持病がある場合
一昔前までは、持病がある場合は医療保険に入れないということが多かったのですが、現在ではCMなどでも見かけるように持病があっても申し込みできるタイプの医療保険があります。「引受基準緩和型」と呼ばれるタイプです。「引受基準緩和型」は文字通り引き受けてもらえる基準が緩和されるかわりに保険料が高くなります。

たとえ、持病があっても病気の種類によっては普通の医療保険にも入れる可能性があるので、チェックすると良いでしょう。また、保険会社によっても「引受基準緩和型」の基準は変わってきますので、「引受基準緩和型」保険への加入を考える場合はこうした検討も必要です。

年代別おすすめの医療保険

20代、30代、40代と年齢を重ねていくにつれ、自分や自分を取り巻く家族の生活は変わっていきますし、病気にかかるリスクも高くなります。そのため、世代ごとのリスクを考えた医療保険を選ぶ事が大切です。年代別におすすめの医療保険をピックアップしました。

・ 20代、30代独身の場合
若いうちは病気にかかるリスクが低いことから、保険を軽視する傾向があります。たとえ手術や入院をしても、健康保険があることから自己負担額は意外にかかりません。しかし、入院をした場合、収入は激減することになります。いざという時に困らないためにもやはり医療保険には加入しておくべきでしょう。

・ 30代既婚の場合
結婚によりライフスタイルは大きく変化します。専業主婦の場合は、夫が入院すると、夫婦ともに仕事をしていない状態になります。二人分の生活費を考えると、夫の入院給付金が手厚いタイプの医療保険を選ぶことが大切です。また、子どもが生まれた場合は、三人以上の生活費が必要ということになります。万が一の場合にも備えて、保障のしっかりした終身医療保険を選ぶことをおすすめします。

・ 40代以降
医療保険に加入していない場合は、加入を考えたほうがいいでしょう。がんや脳卒中など生活習慣病のリスクが高くなる年代です。すでに入っている場合は、自分自身の健康状態なども踏まえて、特約をつけたりがん保険への加入を考えたりすることも必要でしょう。

医療保険の見直しは慎重に

保険を見直す理由は「保険料を安くしたいから」という理由が大半でしょう。しかし、人生において病気になるリスクは誰もが持っています。

自身の年代や健康状態を考え、どんな保障が必要かを念頭に保険の見直しを行いましょう。（提供： 保険見直しonline ）

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