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プライベートFPオンラインより

効率のいい資産運用は海外投資で実現する

あなたの資産運用のタイプは効率を重視したものでしょうか、それとも堅実さを重視したものでしょうか。どちらにしても、投資リターンが多ければ多いほど嬉しいものです。もし効率を追求していくのであれば、海外に目を向けてみてはいかがでしょうか。海外投資で得られる利益やリスク、方法について解説します。

国内と海外の利回りや海外投資のリスク

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(写真=William Potter/Shutterstock.com)

日本と海外で、投資の効果にどれくらい差があるのか比較してみましょう。株価指数を例にすると、2007年から2017年までの10年間における上昇率は、日経平均が約10%でした。これに対して海外の株価指数は、ニューヨーク・ダウ平均が約60%、香港ハンセン指数が約20%と日経平均を大きく上回る上昇を見せていました。つまり、10年前に日本株に投資した人が、米国市場を選んでいれば約6倍利益が出たと言えるのです。

海外投資には、国内投資にはないリスクがありますが、ここで注意したいのは、投資におけるリスクは「危険」ではなく、「収益の変動の大きさ」「収益の変動の可能性」を指しているということです。

1. カントリーリスク
投資先の企業や団体とは別に、国の経済事情や政治的な理由によって、資産が増減する可能性のことをいいます。

例えば、ある国がデフォルト(債務不履行)を起こしたならば、その地域の企業や密接な関係にある地域なども同時に影響を受けることになるでしょう。デフォルトを起こした国や関係企業・地域に投資をしていた場合に、価値が変動することは十分考えられることです。このほかにも、戦争や急激なインフレーション、法制の変化などもカントリーリスクに含まれます。

2. 為替変動リスク
文字通り、為替が変動することによって、資産が増減したり運用成績に影響を与えたりする可能性のことをいいます。例えば、日本円で1万円を持っていて米ドルに替えたいと考えていたとしましょう。

当初1ドル=100円だったものが110円になる、つまり円安になった場合には、受け取れる米ドルは減ってしまうので、損をしてしまいます。ですが、1ドルが90円になる、つまり円高になった場合は、当初の予定よりも受け取れる米ドルは増えますので、得をすることになります。為替変動リスクはヘッジ(回避)することもでき、海外株式や債券などを扱う投資信託にはヘッジ付きのものもあります。現地通貨が上昇していても、ヘッジにかかるコストが差し引かれる分、運用成績はヘッジなしの場合よりも減ることがあると理解しておきましょう。

おすすめの海外投資

投資初心者でも比較的気軽に取り組めるのが投資信託です。海外の株価指数に連動したものやREIT(不動産投資信託)、新興国の株式に特化したもの、国債に投資するものなどさまざまです。少額から購入でき、積み立ても可能です。個人型確定拠出年金でも取り扱っていることがあります。

株式の売買経験がある人なら、個別株を購入するのもいいでしょう。各証券会社でいろいろな国の上場株式を取り扱っています。Facebook(米)やフォルクスワーゲン(独)、など、世界的に有名な企業の株を持つというのもいいかもしれません。企業を選ぶポイントとして、優待の有無を重視する人もいますが、優待制度は日本独特のもので、海外では利益は配当を通じて投資家に還元されます。ですので、値上がり期待もしくは配当利回りなどを見て、投資先を選ぶと良いでしょう。

本腰を入れて海外投資に取り組みたい上級者には、不動産投資という方法もあります。日本で行う不動産投資と同様、融資を受けたり物件を選定したりというハードルはありますが、仲介やアドバイス、見学ツアーなどを行う業者がいます。人口の増加が見込める地域などは、住宅需要が活発になることが予想できますので、賃料の増額だけではなく売却益も見込めるでしょう。

海外投資に挑戦するために

運用効率の高い海外投資は、意外と身近な存在です。株や不動産などさまざまな種類があり、自分に合った方法を選ぶことができます。国内投資にないリスクも伴うので、不安なら運用のプロに相談しながら検討してみてはいかがでしょうか。(提供:プライベートFPオンライン

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