アプリ市場データを提供する米App Annie(アップアニー)が公開した「消費者のアプリ利用状況レポート」で、日本人はアプリインストール数の平均が100本を超え、世界一となっていることが分カった。100本を超えているのは日本と中国のみだ。

日本の1日あたりアプリ利用時間は3時間に迫る。米国は2時間15分程度となっており、米国より1日あたり30分以上も長くアプリを利用しているのである。日本より1日あたり利用時間が多い国もある。韓国、ブラジル、メキシコであり、それらの国では1日あたり利用時間は3時間超となっている。

1日あたり3時間利用すると、1年のうち1カ月半近くをアプリ利用に費やしている計算となる。アプリの影響力の高さを物語る数字であると言える。アプリ利用時間は調査国全てで3年連続の増加を見せており、来年は日本でも3時間超となる可能性もある。

アプリインストール数は世界一

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(写真=PIXTA)

このレポートは、ユーザーのアプリ利用時間や所持数を日本、米国、中国等10カ国を対象に分析したもの。国ごとにアプリ利用傾向は異なる事を示しており、日本人のアプリ利用方法の特徴が読み取れる。

日本人は多数のアプリをインストールしているものの、1カ月あたりに利用するアプリの数は平均で30本程度である。インドやブラジルは40本を超えており、利用アプリ数は特段多いとは言えない。また、1日あたりに利用するアプリの数は平均で10本程度となっている。9〜11本程度に調査各国のデータが全て収まっており、こちらも日本の値は平均的であると言える。日本人は多くのアプリをインストールしているが、利用しているアプリは一部のみであるという特徴が読み取れる。

アプリ利用時間は1日3時間、ゲームは1日1時間以上

アプリの利用時間についてのデータも特徴的である。Andoroidフォンのみに限ったデータ

日本人の特徴として、もう一つ注目すべきデータがある。モバイルゲームのプレイ時間である。こちらもAndoroidフォンのみに限ったデータであるが、日本の1日あたりモバイルゲーム利用時間は約1時間15分となっている。韓国は日本より多く、1日あたり1時間15分超であるが、その他の国では軒並み30分程度となっている。日本と韓国のゲームの利用時間が飛び抜けており、その他の国の倍以上の時間をゲームに費やしている。日本は韓国と並ぶモバイルゲーム大国であり、スマホゲーム関連会社の株価がにぎわう理由も納得である。

先日発表された米フェイスブックの2017年12月期第1四半期決算では、広告料収入の順調な伸びが確認された。アプリは1日あたり利用時間の伸びが著しく、今後も広告媒体として非常に重要な役割を担うと見られる。課金型のビジネスモデルで成長しているアプリも多い。一方でユーザーの1日あたりのアプリ利用本数は各国10本程度であり、星の数ほどあるアプリの中でユーザーに継続利用されるアプリは一部に留まる。ユーザーの眼鏡にカなうアプリを目指した各社の試行錯誤は今後増々激しくなるであろう。(ZUU online編集部)

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