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プライベートFPオンラインより

FPに相談する、ライフプランに合ったポートフォリオ運用とは

豊かな人生を送るためには、人生における様々なイベントに備え、事前に資金を準備しておく必要があります。この人生の設計図をライフプランと言います。FP(ファイナンシャルプランナー)は、ライフプランに合わせ総合的な資金計画を立案するスペシャリストです。

今回はライフプランの基盤となる資産形成のためのポートフォリオ運用についてご紹介します。

ポートフォリオとは

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(写真=Nagy-Bagoly Arpad/Shutterstock.com)

ポートフォリオとは本来「紙ばさみ」のことで、昔は有価証券を紙ばさみで挟んで管理されることが多かったことから、金融用語では「保有している資産構成(金融商品の組み合わせ)」のことを指します。

金融資産には株式、債券、投資信託、REIT、外貨預金、外国株式、外国債券、コモディティ、保険など非常に多くの種類があります。そしてこれらの商品には価格変動リスク、信用リスク、金利リスク、為替リスク、流動性リスクなど、様々な「リスク」が存在します。そして商品性だけでなく、投資先の国によっても期待される収益性とリスクは異なります。

ポートフォリオ運用とは、平たく言えばこれらの商品を組み合わせてバランス良く運用する方法のことです。自身のリスク許容度を基準に商品を組み合わせ、リスク管理をしながら全体での収益獲得を狙います。

ポートフォリオ運用の有効性

分散投資の考え方として、「資産(商品)の分散」、「地域や為替の分散」、「時間分散」などがあります。「資産(商品)分散」とは、異なる値動きをする資産や銘柄の特徴に着目し、それらを組み合わせることにより価格変動リスクを分散する方法です。それぞれの資産が同じよう値動きをする訳ではないので、特製の異なる特定の資産が下落したとしても、その他の資産の値上がりでカバーすることができます。

「地域や為替の分散」とは、通貨を分けることにより為替リスクを分散する考え方と、先進国と新興国など投資対象国を分け、地政学リスクを分散する考え方があります。「時間分散」とは、一度に全て投資をするのではく、時期をずらし購入する方法です。短期的な下落等があっても購入時期がずれることで取得価格は平準化されるため、価格変動リスクを抑えることができます。一定金額を定期的に購入する「ドル・コスト平均法」は時間分散要素が有名な例です。

前述の通り、特定の商品に集中して投資をするよりも、分散投資を行うことでリスクを下げることができます。ポートフォリオ運用の魅力は、まさにリスクを分散し軽減できる点で、長期投資に向いている投資方法といえるでしょう。

なぜFPが運用効率を上げる要因となり得るか

ライフプランを達成する上で、最も大切なのは人生における必要資金を把握しておくことです。そしてそのライフイベントに向けて資金を準備する必要があります。

FPは金融、税制、不動産、年金制度など幅広い知識を有し、私たちのライフプランに合わせ、総合的で最適なサポートをしてくれるパートナーです。ライフプランを達成するためには、今必要な資産はどの程度で、どのように増やすべきなのか、どこまでリスクを取るべきなのかなど、FPに相談することでより総合的なアドバイスを得ることができます。

また資産形成のためにポートフォリオを作成したとしても、後はそのまま放っておけば良いというものでもありません。今のポートフォリオは適正かどうか、経済情勢に合わせ常に見直していかねばなりません。しかしポートフォリオ管理は、幅広い知識とタイムリーな情報が必要なため簡単ではありません。常にポートフォリオを適正に保ち運用効率を上げるためにも、幅広い知識を有するFPに相談できる関係性を作り、必要に応じて資産形成のサポートをしてもらうことは大切です。

ポートフォリオは賢い投資

今回はポートフォリオ運用についてご紹介しました。投資という不確実な世界で安定した成果を出すためには、リスクを抑えながら上昇可能性の高い投資対象を選定する必要があります。そういった意味では、リスクを分散し大局観で投資テーマを選ぶことができるポートフォリオ運用は、理にかなった投資手法といえるでしょう。

そしてポートフォリオ運用は資産配分を調整することにより、積極型、バランス型、安定型など自分にあったリスクレベルでリターンを狙うことができます。またリバランス(資産配分を見直すこと)を行うことで、時期によって積極運用と安定運用を切り替えることも可能です。

ポートフォリオ運用は一部の値下がり分を、その他の値上がり益でカバーする方法であるため、すぐに大きな利益を生むことは稀です。しかし5年、10年、あるいはそれ以上の長期的な投資を行う場合、時期にあったポートフォリオを組むことができれば、適切な手法であると言えるでしょう。リスクを取りすぎることはできないが、少し増やして余裕を持っておきたい老後の生活資金形成などにはぴったりの運用手法ではないでしょうか。

(提供:プライベートFPオンライン)

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