証券投資をはじめたいけれど、はじめ方がわからない。まったく初めてという方の超入門編として、証券会社の「口座開設の方法」や「開設に必要なもの」などを解説していきます。

証券会社に口座開設を行う方法は大きく分けて3つ

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(写真=PIXTA)

証券投資などをはじめるには、まず自分の証券口座を持つ必要があります。口座は証券会社で開設できますが、最近では一部の銀行を通じて開設することもできます。

証券会社には、銀行と同じように店舗などに支店を構え、窓口で運用の相談や手続き等ができる対面証券会社と、店舗を持たず、インターネットで取引や手続きを行うインターネット証券会社があります。

対面証券会社を選んでもインターネットで取引することはできますし、最近では、一部のインターネット証券で店舗を構えるところも出てきています。

それでは、口座を開設する方法をみてみましょう。

●方法1:取引したい支店の窓口で開設

1つ目は、窓口で口座を開く方法です。

窓口の大きなメリットは、担当者に直接質問をしながら口座を作れる点や、運用の相談ができる点です。

税金などについても気軽に相談でき、その場で必要書類を記入・提出すれば口座が作れます。

証券会社はどうしても敷居が高いイメージがありますが、まったくの初心者にも親切に教えてくれますので、安心して口座開設ができます。

●方法2:インターネットで開設

2つ目は、インターネットで口座を開く方法です。各社のホームページで必要事項を入力して、後日送られてきた口座開設書類に署名、押印して返送するか、口座開設書類を自分で印刷後、署名・押印して郵送することで開設ができます。ネット環境があればどこでも簡単に手続きできるので便利です。

●方法3:コールセンターなどで資料請求してから口座開設

3つ目は電話で口座開設の申込書や資料を請求して口座を開設する方法です。各社のコールセンター、支店などに電話で請求し、必要書類を郵送して開設します。

以上が口座開設の主な方法です。最近では、スマートフォンのアプリなどでも口座開設ができるようになってきています。

口座開設に必要なものとは

口座を開設するには以下の4つが必要です。

1. 印鑑
2. 銀行の預金口座番号
3. マイナンバーが確認できる書類(マイナンバーカード、通知カードなど)
4. 本人確認書類

1の印鑑については“不要”という証券会社も最近あるようですが、大半の証券会社では必要です。

2の銀行の預金口座番号は、証券会社に預けたお金を引き出す際に必要となります。証券会社によっては「通帳」や「キャッシュカード」の提示を求めているところもあります。

3のマイナンバーについては、「マイナンバーカード(顔写真付きの個人番号カード)」や「通知カード」、「住民票」などに記載されたマイナンバーを提示、もしくはコピーを提出する必要があります。

4の本人確認書類は、「免許証」や「住民票」、「パスポート」、「健康保険証」などで本人かどうかを確認するために提示(郵送の場合はコピーを提出)する必要があります。なお、3のマイナンバーが確認できる書類の提示において、「通知カード」ではなく「マイナンバーカード」を提示していれば、本人確認書類は必要ありません。

また、一部の証券会社では2つの本人確認書類の提示(郵送の場合はコピーを提出)を求めているところもありますので注意が必要です。

どれくらいで口座開設ができるの?

これまで、口座開設の方法や必要なものについてお話ししました。ではいつから取引できるのでしょうか?

どの方法でも必要な書類がすべて証券会社へ到着し、審査等で問題がなければ口座開設となります。取引は口座開設と同時にはじめられます。

最短の開設方法は、窓口で手続きを行う方法です。必要書類や印鑑があれば最短即日、もしくは2営業日程度で口座を開設できます。

書類の郵送が必要だと、証券会社へ書類が到着してから約2~5営業日程度かかるようです。

このように、証券会社への口座開設は比較的簡単に行うことができます。ぜひ、この記事をきっかけとして、資産運用のはじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。(提供: お金のキャンパス

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