外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年3月16日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼13日(金)の為替相場
(1):片山財務相「万全の対応をとる」
(2):英1月GDP 予想を下回る
(3):米10‐12月期GDP 下方修正
(4):ミシガン大消費者態度指数 予想を上回る
(5):米大統領「さらに激しい攻撃を加える」
(6):米連邦地裁 FRB議長への召喚状を無効とする決定

▼13日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:高値圏では神経質な値動き/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

13日(金)の為替相場

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期間:13日(金)午前6時10分~14日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):片山財務相「万全の対応をとる」

片山財務相は「中東情勢受けて、為替を含む市場に大きな変動が生じている」として、円安について「いかなる時も万全の対応をとる方針だ」と述べた。また、有事のドル買いに対して円買い介入は困難との見方に関しては「コメントを差し控える」と述べるにとどめた。

(2):英1月GDP 予想を下回る

英1月国内総生産(GDP)は前月比±0.0%と市場予想(+0.2%)を下回った。同鉱工業生産は前月比-0.1%(予想+0.2%)、同貿易収支は144.49億ポンドの赤字(予想221.50億ポンドの赤字)だった。

(3):米10‐12月期GDP 下方修正

米10-12月期GDP・改定値は前期比年率+0.7%と速報値(+1.4%)から下方修正。市場予想は速報値から変わらずの+1.4%だった。GDPの7割を占める個人消費が速報値の+2.4%から+2.0%に下方修正されたほか、設備投資も+3.7%から+2.2%へ下方修正された。また、米1月個人消費支出(PCE)は前月比+0.4%と市場予想(+0.3%)を上回った一方、同PCE物価指数は前年比+2.8%と予想(+2.9%)を下回った。食品とエネルギーを除いたコアPCEデフレーターは前年比+3.1%となり、市場予想通りに前月(+3.0%)から伸びが加速した。

(4):ミシガン大消費者態度指数 予想を上回る

米3月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は55.5と前月(56.6)から低下したが、市場予想(54.8)は上回った。消費者の1年先期待インフレは3.4%で前月から横ばいだった(予想3.7%)。同時刻に発表された米1月JOLTS求人件数は694.6万件と市場予想(675.0万件)を上回り、前月(655.0万件)から増加した。解雇率、採用率はともに低水準のままだった。

(5):米大統領「さらに激しい攻撃を加える」

トランプ米大統領はラジオ番組で「我々はイランに甚大な被害を与えた。再建に何年もかかるだろうし、これからの1週間でさらに激しい攻撃を加える」と述べた。中東紛争の長期化懸念がさらに強まり、NY原油先物(WTI)が再び上昇に転じた。

(6):米連邦地裁 FRB議長への召喚状を無効とする決定

米連邦地裁は、米司法省がパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長に対して出していた召喚状について無効とする決定を下した。連邦地裁の判事は新たな意見書で、「膨大な証拠から、政府が理事会にこれらの召喚状を出したのは、パウエル議長に利下げへの賛成票を投じさせるか、辞任を迫るためだったことを示唆している」と指摘した。