6月19~23日の東京株式市場は強含みとなった。
週前半は米国ダウ工業株30種平均の上昇が好感され、日経平均株価も年初来高値を更新する場面も見られた。ただ、上値では利益確定売りも出たため、週後半は高値圏でのもみあいとなった。

東証マザーズ市場「週間出来高」ランキング

エンバイオ・ホールディングス,株価
(写真=Thinkstock/Getty Images)

それでは、今回は東証マザーズ市場の「週間出来高」上位10銘柄を見ていこう。

(1)ジーエヌアイグループ <2160> 616円 1億7645万2000株
(2)アンジェス MG <4563> 703円 9108万1900株
(3)リミックスポイント <3825> 1297円 4315万8300株
(4)ソレイジア・ファーマ <4597> 483円 3365万8500株
(5)インフォテリア <3853> 1087円 2354万4000株
(6)フィンテック グローバル <8789> 125円 2002万1400株
(7)モブキャスト <3664> 1064円 1602万8600株
(8)エンバイオ・ホールディングス <6092> 1220円 1273万3700株
(9)トランスジェニック <2342> 749円 1227万6300株
(10)ホットリンク <3680> 609円 1184万0800株
※銘柄、証券コード、23日終値、出来高。データはヤフーファイナンスに基づく。

先週は東証マザーズ指数が年初来高値を更新する場面も見られた。上記ランキングを業種別でみると、情報通信業が4銘柄、医薬品が3銘柄のほか、サービス業2銘柄、その他金融業1銘柄となっている。

ジーエヌアイグループ、特発性肺線維症治療薬アイスーリュイへの期待で上昇

今回は東証マザーズ「週間出来高」ランキングから、ジーエヌアイグループ、インフォテリア、エンバイオ・ホールディングスの3社を取りあげたい。

ジーエヌアイグループは、主に中国を拠点に新薬の開発、製造、販売を手掛ける創薬ベンチャー。筆頭株主のイン・ルオ氏が社長兼CEO(最高経営責任者)を務めている。

同社の株価は、中国で販売している特発性肺線維症治療薬「アイスーリュイ」への期待から買いが優勢となり急伸する場面も見られた。バイオ関連株物色の機運が高まる中での注目銘柄の一つでもあり、ランキング1位となった。

インフォテリア、週後半にかけて伸び悩む

インフォテリアはソフトサービス会社。データ連携用ミドルウエア「アステリアワープ」などを主力とする。

この週は東証マザーズ指数が上昇傾向を強める中、同社株も堅調に取引を開始した。21日には本格的なエッジコンピューティング用ミドルウエアの新製品「Gravio」の発表が伝えられたが、週末23日にかけてポジション調整の売りに急落している。

エンバイオHD、東京の土壌汚染関連ニュースで急伸

エンバイオ・ホールディングスは、土壌汚染対策事業や関連資材の販売を手掛ける企業。

16日、同社株は急伸した。東京都が「東京五輪の水泳会場となる五輪水泳センターの建設予定地から法の基準値を超える鉛や水銀が検出された」と発表したことが材料視された。続いて20日には、小池知事が築地市場の豊洲への移転の基本方針を表明するとメディア各社が伝えたことを受けて、関連銘柄が一斉に上昇。土壌汚染対策関連株としてエンバイオ・ホールディングスも急騰した。

エンバイオ・ホールディングスは、土壌汚染に関する材料が出るたびに思惑買いが入るが、値幅取り狙いの短期筋の買いが多いようで、翌日には反落するパターンが目立つ。(ZUU online 編集部)

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