千代田線沿線の投資マンションの駅別利回りランキングが発表された。8.44%という高い利回りで1位となったのは北綾瀬駅。昨年に引き続き1位となっているが、前年に比較すると利回りが1.03ポイントマイナスとなっている。

利回り7%以上の駅は2駅

利回り, 千代田線
(写真=PIXTA)

調査を行ったのは不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社。サイトに2016年6月から2017年5月に登録された新規物件1.880件を集計し、投資マンションの利回り率の平均を算出した。マンション投資の利回りは、1年間の利益額を投資額で割り、100を掛けることで算出できる。
※登録数5件以下の新御茶ノ水駅・国会議事堂前駅・霞ヶ関駅・日比谷駅・二重橋前駅・明治神宮前駅除く。

順位 駅所在 利回り(前年比) 平米単価 徒歩 築年数
14位 大手町駅 東京都千代田区 4.58%(+0.01) 112.3 万円  5.5分 8.9年
13位 代々木上原駅 東京都渋谷区 5.34%(-0.53) 94.5万円 4.7分 19.6年
12位 表参道駅 東京都港区 5.43%(-0.38) 107.2万円 9.8分 21.6年
11位 湯島駅 東京都文京区 5.48%(-0.11) 88.6万円 3.7分 14.0年
10位 赤坂駅 東京都港区 5.83%(-0.33) 95.1万円 4.7分 31.2年
9位 西日暮里駅 東京都荒川区 5.96%(-0.29) 70.9万円 7.4分 16.7年
7位 乃木坂駅 東京都港区 5.97%(+0.42) 86.2万円 5.1分 33.6年
7位 代々木公園駅 東京都渋谷区 5.97%(-0.23) 87.6万円 6.7分 21.2年
6位 根津駅 東京都文京区 5.98%(+0.15) 75.9万円 3.5分 20.4年
5位 千駄木駅 東京都文京区 6.24%(-0.15) 72.0万円 3.6分 24.9年
4位 町屋駅 東京都荒川区 6.25%(-0.57) 59.0万円 8.2分 18.3年
3位 北千住駅 東京都足立区 6.51%(-0.45) 60.0万円 10.1分 18.9年
2位 綾瀬駅 東京都足立区 7.97%(+0.02) 38.5万円 9.1分 25.8年
1位 北綾瀬駅 東京都足立区 8.44%(-1.03) 36.3万円 9.1分 28.8年

利回りが7%以上となったのは、1位の北綾瀬駅と2位の綾瀬駅の2駅のみ。物件登録のあった14駅中、12駅が利回り6%台以下の低利回りとなっている。千代田線はもともと、表参道や代々木上原などのファッション・文化の中心地やビジネス街である日比谷・大手町・霞が関周辺を結んでおり、沿線の街の人気も高い。さらに、常磐線と小田急線に直通運転しているため、千葉や神奈川方面のアクセスがよいという利便性もある。そのため、築年数が古いマンションや駅から離れたマンションでも価格が下がらず、低利回りになる傾向がある。

北綾瀬駅が始発駅に マンション価格が上がり低利回りに

全体的に低利回りな千代田線沿線において、飛びぬけて高い利回りを誇っているのが北綾瀬駅だ。今回調査での利回りは8.44%。8%以上となったのは北綾瀬駅のみだ。北綾瀬駅は昨年の同じ調査でも1位となっている。しかし、利回りは前年と比較すると1.03ポイント低下している。

理由として考えられるのが、北綾瀬駅で現在行われているホーム延伸工事だ。現在は3両編成の単式ホーム1面構造となっており、綾瀬駅から分岐して折り返し運転しているため、乗り換えが必須だ。しかし、2018年末には10両編成の電車が停まるホームが整備され、大手町方面へ直通運転するようになる。アクセスが格段に向上し、始発駅となることから北綾瀬駅は現在注目度が急上昇中だ。

北綾瀬駅の始発駅化により、利便性が格段に上がる。それを見越して徐々にマンション価格も上がり始めている。利便性が上がることにより、家賃を上げることも不可能ではないが、利回りとしては徐々に下がっていき、今後は低利回り化が進むと予想される。マンション投資を考えている方は、ぜひチェックしていきたい。(ZUU online編集部)

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