LINE <3938> がゲーム事業を担う新子会社「LINE GAMES」を韓国に設立すると発表した。同時に、韓国のゲーム開発会社「NextFloor」の発行済み株式の51%を「LINE GAMES」が買収し、連結子会社化する事も明らかにした。パズルゲームなどライト層向けゲームには強みがあったが、今後はロールプレイングゲームといったミドルコア層向けゲームも強化する考えだ。

韓国で実績のあるゲーム開発会社を連結子会社化

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(写真=PIXTA)

新たに設立した「LINE GAMES」はゲーム事業を専門とするLINEの100%子会社となる。ゲーム事業のグローバル展開に向け、開発、運営を担う事となる。拠点は韓国に構える。

発行済み株式の51%を買収し、連結子会社化する「NextFloor」は、韓国でヒット作を複数生み出しているゲーム開発会社である。LINEの発表によると、シューティングゲーム「Dragon Flight」は累計ダウンロード数が2400万ダウンロードを突破し、RPG「Destiny Child」も韓国のApp StoreとGoogle Playストアで50日間1位を獲得している。ミドルコア層向けゲームで実績を持つ点を評価された。

LINE GAMES社長には「NextFloor」の代表取締役である金ミンギュ氏が就任する。

ライト層向けゲームには強いが、ミドルコア層向けでは地位を築けていない