株式投資には値上がり益や配当などの利益の他にも企業からのお礼である株主優待という楽しみがある。特に1年を通して3の倍数月である3月、6月、9月、12月は優待を実施する企業数も多く、優待投資家以外の投資家からも注目される月である。次の3の倍数月は9月であり、すでに2ヶ月先に控えている。

通常は配当や優待の権利が取得されると、株価はその後下落する傾向があるが、優待権利月に向けて株価が上がっていく傾向があるため、人気銘柄は早めに仕込んでおくことで下落を回避できるケースも多い。

2017年9月株主優待
(写真=PIXTA)

そこで本記事では2ヶ月程度前に仕込んでおきたい9月優待銘柄を8銘柄選んでお伝えする。(株価は2017年7月7日終値。優待利回りは最低優待取得株数での計算、年2回の場合には2回分の金額で計算)

2017年9月の株主優待(1)ヒロセ通商 <7185>

【事業内容】独立系のFX取引大手。独自キャンペーンなども行う。
【優待金額】自社キャンペーン商品 100株保有で10000円相当 1000株保有で30000円相当
【株価】1818円
【必要投資金額】100株保有で18万1800円
【利回り】5.5%

2017年9月の株主優待(2)マルコ <9980>