この記事は2026年2月20日にSBI証券で公開された「〔2026年1月〕株主優待 新設・拡充まとめ|気になる銘柄をチェック」を一部編集し、転載したものです。

決算発表終了!四半期大幅増益・今期大幅増益予想11銘柄 ―― 日本株投資戦略
(画像=SBI証券)

目次

  1. 2026年1月に新設・拡充を発表した企業数は…
    1. 2026年1月に株主優待の新設・拡充を発表した企業数
    2. 株主優待とは
    3. 新設・拡充とは
    4. 1月に株主優待の新設・拡充が公表された銘柄を早速チェック
  2. 銘柄をピックアップしてご紹介
    1. 1.東宝(9602)【拡充】
    2. 2.フジタコーポレーション(3370)【拡充】
    3. 3.コラボス(3908)【新設】

2026年1月に新設・拡充を発表した企業数は…

2026年1月に株主優待の新設・拡充を発表した企業数

1月には、42社(SBI証券集計)が株主優待制度の新設または拡充を発表しています。

続々と企業は制度変更をしていますので、引き続き目が離せません。

本記事では、1月に新設・拡充を公表した銘柄について情報をお届けします。

毎月更新しておりますので、来月もぜひチェックしてください!

株主優待とは

株主優待とは、企業から株主へ、割引券や商品券、食料品、オリジナルグッズなど、その企業に関連する商品やサービス等を提供する制度です。 株主優待の権利を得るためには、「権利確定日」に株主になっている必要があります。 そのためには「権利付最終売買日」(権利確定日の2営業日前)までに株式を購入する必要があります。

権利付最終売買日や権利確定日について、詳しくはこちら

新設・拡充とは

株主優待の「新設」とは、これまで優待制度を導入していなかった企業が、新しく株主優待を始めることです。 一方で、「拡充」とは既存の優待制度をより充実させることを指します。例えば、優待内容を豪華にしたり、対象となる株数を広げたり、対象株数を引き下げて利用しやすくするケースもあります。

株主優待では保有株式数に応じて、もらえるものが変わったり、もらえる数量が変わることがあります。

一般的に、株主優待制度の新設や拡充は、企業の利益が安定しているときに行われるとされ、「業績が良いからこそできる株主還元」と考えることもできます。

日本企業が株主優待制度の新設や拡充を行う背景には、個人投資家の長期保有を促す狙いがあるといわれます。

1月に株主優待の新設・拡充が公表された銘柄を早速チェック

以下【銘柄表】は、2026年1月に株主優待制度の新設と拡充の発表を行った主な銘柄の表です。

名称の横に★が付いた銘柄は、今期会社計画の各利益項目(営業利益、経常利益、純利益)で黒字を確保している銘柄です。

★が付いた銘柄、かつ、今回は取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄に指定されていない銘柄の中から、3銘柄ピックアップして詳しく解説します!

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銘柄をピックアップしてご紹介

1.東宝(9602)【拡充】

東宝(9602)
(画像=SBI証券)

東宝は映画やアニメ、演劇の企画・制作および不動産事業を手がけています。

同社は、株式分割(3月1日を効力発生日として1株→5株)および株主優待制度の拡充を2026年1月14日に発表しました。

その内容は、「株主ご招待券の発行基準」の見直しです。

株主優待を受けられる最低株数区分が100株のまま据え置かれたため、株式分割前に20株を保有していた株主も今回から株主優待が受けられるようになりました!

今回の変更は、2026年8月末時点の株主名簿に記載された株主から適用されます。

したがって、2026年8月の権利付最終売買日である8月27日までに100株以上(株式分割後)を保有する必要があります。

2026年2月末の株主優待は現行の制度が適用されるので注意が必要です。

同社は1月14日に2025年3~11月期の連結決算を発表しました。

営業収入は2,813億円(前年同期比+20.2%)、純利益465億円(同+26.5%)と増収増益でした。

「鬼滅の刃」や「国宝」、「チェンソーマン レゼ篇」などのヒット作により、映画事業が好調に推移しています。

会社側は2026年2月期の業績について、営業収入3,600億円(前期比+15%)、純利益475億円(同+9.6%)の予想を据え置きました。

2.フジタコーポレーション(3370)【拡充】

フジタコーポレーション(3370)
(画像=SBI証券)

フジタコーポレーションは北海道を地盤にミスタードーナツなどのフランチャイズ店の展開や、食品製造を手がけています。

同社は株主優待制度の拡充を2026年1月21日に発表しました。

その内容は、優待品選択肢の追加と長期保有特典の新設です!

今回の変更により、優待品は従来の「株主優待カタログ」に加え、「ミスタードーナツカード(チャージ済みプリペイドカード)」、「モスカード(チャージ済みプリペイドカード)」から選べるようになりました。

また、100株以上を1年以上保有することで、もらえる優待額もアップします。

ミスタードーナツやモスバーガーをよく利用する方には魅力的な優待ではないでしょうか

今回の変更は、2026年3月末時点の株主名簿に記載された株主から適用されます。 つまり、2026年3月の権利付最終売買日である3月27日までに100株以上を保有する必要があります。

同社は2月16日に2025年4~12月期の連結決算を発表しました。

売上高は37億円(前年同期比+3%)、純利益は5,400万円(同+34.1%)で増収増益となりました。

25年4月から委託運営を開始した「道の駅あいおい」や既存業態が好調に推移しました。

2026年2月期通期の業績予想に変更はなく、売上高51.3億円(前期比+5.1%)、純利益1.2億円(同+28.0%)が会社計画です。

3.コラボス(3908)【新設】

コラボス(3908)
(画像=SBI証券)

コラボスはコールセンター向けシステム等のクラウドサービス事業を手がけています。

同社は株主優待制度の新設を2026年1月27日に発表しました。

今回の株主優待制度の新設により、AmazonギフトカードやPayPayマネーライト等に交換できる(交換先は変更となる可能性があります)デジタルギフト15,000円相当がもらえるようになりました

本優待制度は、2026年3月末時点の株主名簿に記載された株主から適用されます。

したがって、2026年3月の権利付最終売買日である3月27日までに1,000株以上を保有する必要があります。

初回は継続保有条件(1年以上)はありません。

2027年3月末以降は、継続保有条件(1年以上)がありますのでご注意ください。

同社は2月3日に2025年4~12月期の決算を発表しました。

売上高12.9億円(前年同期比-10.1%)、純利益6,600万円(同-27.0%)と減収減益でした。

既存顧客の業務縮小および既存サービスの契約数の減少などが影響しています。

2026年3月期通期の業績予想に変更はなく、売上高17億円(前期比-10.9%)、純利益7,000万円(同-51.7%)としています。

また、同社は1月9日付で東証グロース市場から東証スタンダード市場への市場区分変更を申請しています。

※優待獲得に必要な最低投資金額は2026年2月18日終値と優待を獲得するための最低購入株数をかけた金額です。
※掲載している画像はイメージ写真であり、実際の株主優待とは異なります。

投資情報部 根津真由子