「起業するのにベストなMBA」が発表され、米国のスタンフォード大学経営大学院が3年連続で1位に選ばれた。

アントレプレナーシップ(起業家精神)を養い、事業家としての能力を十分に発揮できるスキルや知識を身につけられるMBAを、フィナンシャル・タイムズ紙が2013年の卒業生から収集した独自のデータに基づいて順位付け したものだ。

卒業生による起業率だけではなく、在学中のモチベーションや平等性、起業に必要な資金確保の支援、就職の支援、卒業生によるネットワークなど、多様な角度から評価している。

起業するのにベストなMBAトップ20

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

20位 ロス・スクール・オブ・ビジネス(米)起業率16%
19位 IMD/国際経営開発研究所(スイス)18%
18位 レナード・N・スターン・スクール(米)14%
17位 インシアード(フランス・シンガポール)24%
16位 ハーバード・ビジネス・スクール(米)22%
15位 ダーデン・スクール・オブ・ビジネス(米)15%
14位 インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクール(英)34%
13位 ペンシルバニア大学ウォートン(米)25%
12位 イェール大学マネジメントスクール(米)16%
11位 シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス(米)19%

10位 コロンビア・ビジネス・スクール(米)18%
9位 サイード・ビジネス・スクール(英)29%
8位 テッパー・スクール・オブ・ビジネス(米)16%
7位 カス・ビジネス・スクール(英)27%
6位 Tuckビジネススクール(米)14%
5位 ハース・ビジネススクール(米)18%
4位 ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクール(英)17%
3位 バブソン大学オーリン(米)52%
2位 スローン経営学大学院(米)36%
1位 スタンフォード大学経営大学院(米)36%

トップ50までならアジアからは5校がランクイン

トップ10のうち米国のMBAが7つ、英国のMBAが3つを占めた。1位のスタンフォードは起業家に人気のシリコンバレーというロケーションに加え、卒業生によるネットワークが充実していると評判だ。卒業後、実際にスタートアップを設立した「経験者」からの支援度も高い。卒業生の76%が十分な所得を得ているとい点も心強い。

起業率が最も高いのは3位のバブソン大学オーリンで、卒業生の半分以上が何らかの事業を興している。しかし十分な収入を稼ぎ出しているのは45%と、卒業後若干不安を感じる要素は否めない。

アジア圏ではシンガポールのインシアードがトップ20に。中国からは中欧国際工商学院(36位)とHKUSTビジネス・スクール(48位)、オーストラリアからはメルボルン・ビジネス・スクール(38位)、インドからはインド商科大学院(46位)がトップ50入りを果たした。

起業最多分野はeコマース、IT、金融など。起業に最も人気の5カ国は米国、英国、シンガポール、中国・香港、アラブ首長国連邦となった。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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