リクルートホールディングス <6098> が中小企業向けの新たな金融サービス(融資事業)を8月末から始める。旅行予約サービス「じゃらんネット」に参画している宿泊施設の運営企業を対象に貸し出すという。事業者は、昨夏設立された子会社のリクルートファイナンスパートナーズだ。中小企業経営者向けに、経営に必要な資源・情報サービス・ソリューションを提供するため「Partner」ブランドを立ち上げている。

事業の特徴は、融資申し込みから審査、入金まですべてオンラインで完結することだ。リクルートは、「じゃらん」を通じて各宿泊施設の予約状況などを把握している。この商取引データを持つ強みとフィンテックを活用することで、迅速な融資実行を目指す。

中小企業の日々のニーズに応える「Partnerローン」

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「じゃらんnet」に参画する宿泊施設に先行提供する(画像=じゃらんnet)