株主優待を楽しみながら株式投資を楽しむ投資家が増えている。最近では株主優待を実施している企業の中でも、大きく値上がりする銘柄も散見され優待以外にも値上がりの利益という形で恩恵を受けるケースも珍しくない。

ただ、これから優待投資を楽しみたいという初心者にとっては、必要な投資金額が数十万を超える株式をいきなり購入するというのは心理的にも経済的にも負担であろう。ここでは、10万円以下で購入な優待実施銘柄を3つのジャンル(食事券・クオカード・その他)に分けてご紹介していきたい。(必要投資金額は2017年8月8日株価終値にて計算)

コスパ抜群の食事券系優待3選

株主優待,コスパ抜群
(写真=PIXTA)

(1)ジェイグループホールディングス <3063>
【事業内容】芋蔵やうな匠など飲食店を経営
【権利月】2月・8月
【優待内容】100株で2000円のレストラン食事券(年間2回。保有株数に応じて優待増)
【必要投資金額】100株で8万7100円

(2)サニーサイドアップ <2160>
【事業内容】企業PRや販促支援を行う企業。レストランbills運営も。
【権利月】6月末
【優待内容】レストランbillsにおいて、スクランブルエッグ、リコッタパンケーキなど決められた品から2品を選べる優待を2名分。ソフトドリンク2杯も無料。
【必要投資金額】100株で7万8300円

(3)ホリイフードサービス <3077>
【事業内容】忍家など北関東中心としたダイニングレストランを展開。最近はいきなりステーキフランチャイズ契約で話題となった。
【権利月】3月末
【優待内容】100株で2000円の食事券もしくはお米(保有株数に応じて優待増)
【必要投資金額】100株で7万7100円

コスパ抜群のクオカード優待3選