株主優待を選ぶ基準として最も基本的かつ人気のある方法が「利回りの高さ」で選ぶというものだ。多くの個人投資家が銘柄選定基準として、投資した金額に対してどれくらいのリターンがあるのかを測る基準として使用する。

そしてそれは配当でも優待でも同じだ。個人投資家が好む優待株といえば、マクドナルドや吉野家あたりが通常で、あまり有名ではない小さな企業の優待までは目が届かないのが普通だ。

あまり知られていないが、アクトコール <6064> という企業の株主優待を紹介しよう。ここではアクトコールの事業内容や最近の動向、業績などを振り返りつつ、株主優待内容の魅力に迫る。

アクトコールの事業内容

アクトコール,株主優待
(写真=PIXTA)

アクトコールは「暮らしを豊かにする」をテーマに、緊急駆けつけサービスやコールセンターサービス、不動産開発などを行っている。

具体的には水周りや鍵、電気などの暮らしに伴うトラブル解決、また不動産業界に特化したトラブル解決サービスを提供している。またコールセンターのインバウンド・アウトバウンドなど企業のコールセンターの品質向上のためのサービスを提供している。24時間365日駆けつけ対応可能なネットワークを売りに事業を拡大している。

業績は不安定ながらも上昇基調へと転換か?